【結婚相手の勤務先】チェックするポイント 「土日休み、有給取得しやすい」「福利厚生」「勤務地」を超えた1位は
みなさんは、結婚相手の勤務先に対してどのようなポイントを重視しますか。全国の20~59歳の男女800人に聞いたところ、最も多かった回答は「給与額」でした。
企業の与信管理にかかわるサービスを提供するリスクモンスター株式会社(東京都中央区)が、2023年4月に第13回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」を実施するなかで聞きました。
「結婚相手の勤務先に対して重視するポイント」を複数回答可で聞いたところ、既婚・未婚を問わず「給与額」(47.5%)が6年連続でトップとなりました。なお、既婚者(56.5%)の方が未婚者(38.5%)より18.0ptも高くなっていることから、既婚者の方が結婚相手の収入をより重視する傾向がうかがえました。さらに、男女別では、女性(同56.5%)の方が男性(38.5%)よりも結婚相手の収入を重視していることが読みとれる結果となっていました。
以下、2位「雇用形態」 (39.6%)、3位「土日休み、有給取得しやすい」(30.9%)、4位「福利厚生」(25.4%)、5位「勤務地」(24.5%)と続いています。
一方、「結婚相手に求める最低年収」については、「年収は気にしない」(39.4%)が最多だったものの、「500万円以上」(13.4%)、「600万円以上」(13.1%)なども上位に挙げられており、全体の約6割が結婚相手に最低年収を求めている結果に。ただし、給与額を重視する傾向は表れているものの、その金額は「500万円ないしは600万円以上」という意見が多く、「平均年収」(民間給与実態統計調査(2020年度):433万円)程度あれば良いと考えている様子もうかがえました。
また、結婚相手に望む最低年収について、「500万円以上」を求める割合を既婚・未婚別、男女別に集計したところ、未婚者よりも既婚者、男性よりも女性の方が「500万円以上」を求める割合が高い傾向が表れる結果となっており、特に既婚女性においては、「500万円以上」(68.0%)が7割近くに達しており、結婚相手には最低でも「平均年収」程度の収入を求めたいと考えている様子がうかがえたそうです。