生後間もない赤ちゃんをくわえて現れた野良猫 心配で保護したら毎日の癒しが増えてハッピー
■野良猫の母娘
みーちゃん(3歳・メス)は、福岡県在住の大坪さん宅の駐車場に毎日のように遊びに来ていた。野良猫なのに人懐っこく、優しい猫だった。ある日、生後間もないパンちゃん(1歳7カ月・メス)をくわえてきたという。
「産まれたばかりの子猫と母猫が寒い季節に耐えられるのか不安だったし、子猫が1匹でうろうろして車に轢かれてしまったら…と心配だったため、パンちゃんが産まれたのをきっかけに2匹を保護することにしました」
■猫との暮らしは楽しく癒される
大坪さんは、パンちゃんとみーちゃんを2021年10月に保護した。みーちゃんは怖がることもなく落ち着いていたという。当時みーちゃんはパンちゃんを出産して数日しか経っておらず、パンちゃんは産まれてすぐの赤ちゃんだったので、可愛らしい親子という感じだった。
名前は、色合いと柄がパンダに似ているのでパンちゃん。みーちゃんは、柄がミックスなのでみーちゃんにしたそうだ。
先住猫のエナちゃんは当初、2匹を威嚇した。しかし、日が経つにつれてエナちゃんも受け入れてくれるようになり、当時まだ子猫だったパンちゃんと一緒に遊んでいた。
パンちゃんは、のんびりしているが、遊びたくてよく走り回る。テレビを見るのが好きだという。
みーちゃんは、甘えん坊で撫でられるの好き。撫でてくれるまで隣で待っている。
「2匹を迎えて、毎日がとても楽しくなりました。また、癒しの時間が増えました。ただ元気で、これからも楽しく過ごしてほしいです」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)