バイト先に突然現れた子猫 ご飯も排せつもできず→献身的なお世話で回復 抱っこできなくても「いてくれるだけで幸せ」
■バイト先に現れ、大声で鳴いていた子猫
ころりちゃん(1歳8ヶ月・メス)は、沖縄県在住のAさんがバイト先に出勤したら、店先に急に現れてニャーニャーと大きな声で鳴いていた。Aさんは、周りに親猫がいるかもしれないと様子を見ていたが夜まで現れず、車通りの多い場所で危険だったために家に連れて帰ったという。
Aさんは、ころりちゃんを迎えることにした。お世話をしていると愛着が湧いて、飼う以外の選択肢がなかったという。生後3ヶ月くらいだった。
最初の頃、ころりちゃんは猫風邪をひいていて、ごはんが自分で食べられなかった。排泄もできず、とても辛そうだったが、日に日に元気を取り戻した。目がくりっとして丸々していたので「ころりちゃん」と名付けたそうだ。
■ツンデレだけど癒される
ころりちゃんは神経質でツンデレ 。氷が好きで、コップに氷が入っていると氷が溶けるまでずっと見ている。普段は普通に水を飲むが、たまにコップに手をいれて氷を触った手を舐めて水を飲むこともある。
Aさんは、仕事で疲れて帰ってきたり、ストレスだなあと思うことがあったりしても、家に帰って猫たち(現在3匹)が迎えてくれることで、本当に心が癒されるという。
「猫は自由奔放なので、一緒に寝たいと思ってても近くに来てくれないし、抱っこも嫌いなのでさせてくれません。でも、ふとした時に隣りで寝ているし、くつろいでいる姿を見るだけで幸せだと思います。猫を家族に迎えて本当に良かったです」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)