アフターコロナで海外旅行の人気再燃 「バカンス満喫」よりも「訪問先を深く知る」にシフト? 予約サイト運営会社に聞いた
さあ夏休みシーズンです。コロナ禍が一段落した今、数年ぶりに海外旅行に出かける人のインタビューなどを目にします。
「日本はコロナ禍が一段落したけど、旅行先の国が今どうなっているか不安」「コロナ禍以前と今とで、旅行先の治安や雰囲気が変わっているかもしれない」「入国・出国時のルールが変わっているかもしれない」。こういった旅行者の不安に寄り添い、より便宜的で安全なサービスを行なっているのが、「アジア最大級」と言われるオプショナルツアー専用予約サイト・KKday(ケーケーデイ)です。
アジアを中心に12の国と地域に拠点を構え、92カ国 550都市以上、約30万件を超える旅先のアクティビティやチケットなどを提供しています。
これから海外旅行を予定している人、あるいは「そろそろ行きたいけど、やっぱり不安」という方に向け、「今人気の国やツアーは?」「どんなことに気をつければいいのか?」「どんな時期に行くのがオススメなのか?」などをKKdayの担当者に聞きました。
■インドネシア、ベトナムが予約増
KKdayが数多く扱うアジア各国の中で、人気の国はどこでしょうか。
「台湾や韓国もコロナ前と変わらず高い人気となっていますが、東南アジアが人気です。特にインドネシア、ベトナムは2019年よりも予約数が増えている状況です。インドネシアは、バリ島のインスタ映えスポットを巡るツアーやケチャダンスの鑑賞が人気です。ベトナムは、ハロン湾クルーズや、ホアルーやフエといった古都など世界遺産めぐりが人気です」(担当者)
行きたくなるツアーの数々です。でも、肝心の新型コロナウイルスを取り巻く事情やルールは各国で異なるのでは?
「多くの国でマスク着用義務も撤廃され、ほぼコロナ前と同じ旅行ができるようになっています。しかし、アジアの街中を歩くとコロナ禍を経てお店が閉店してしまっていたり、違うお店になっている場合もあるため、事前に行きたい地域やお店の最新情報はチェックしておくのがベターですね」(担当者)
■「その地を深く知ることができる」旅
コアなニーズがあるのが、現地ツアーの日本語ガイドから、各地の文化や歴史について学べるものだそうです。もちろん体験がメーンのアクティビティはもちろん人気ですが、これに加えて「その地を深く知ることができる」サービスが付与されたツアーが支持を集めています。
前述のハロン湾クルーズにも、日本語ガイドがついており、クルーズでのツアー、豪華なランチに加え、カヤック体験までもあるとのこと。日本円で9700円~と手頃なこともあり、特に人気だそうです。
コロナ禍という事態で、結果的に各国の文化や特徴を多くの人が意識するようになったことで、「その地を深く知ることができる」サービスへの需要が高まっているのかもしれません。
■意識すべきは雨季とイベント時期
旅行タイミングについても聞きました。
「アジア旅行は時期によって違う顔を見せるため、いつ行ってもオススメです。しかし、東南アジア各国ともに雨期が存在するため、旅行を思いっきり楽しむなら雨期を避けるほうが良いでしょう。今年は各国でお祭りやイベントが復活しています。せっかくなので、こういったお祭りやイベントが実施される時期に合わせて旅行してみることで、非日常を楽しむことができると思います」(担当者)
現地の文化に触れる「体験型ツアー」が豊富に揃っている点もKKdayの強み。例えば、KKdayが開催しているサマーセールでは、同サイトに掲載されているほぼすべての海外の体験商品で使える最大2000円オフのクーポンの配布や、世界中の体験商品のセール情報も紹介されています。
また、KKday本社がある台湾関連ツアーには特に強く、台湾観光局とのコラボによる情報発信を積極的に実施しています。「以前のように遊びに来てほしい」という台湾観光局側の思いと、「もう一度台湾で感動を味わいたい」という旅行者を繋ぎ続けるのもまたKKdayならではの取り組みです。
■「バカンス」よりも「各地をより深く知る」旅
コロナ禍の3年間、海外旅行は自粛状態でしたが、事実上の解禁となった今、「日頃の疲れを癒すため」「バカンスを満喫したい」といったコロナ禍前に見られた動機よりも、「せっかく行くからには、各国の魅力を知りたい」を旅の目的とする人が増えているようです。
KKdayの担当者は「KKdayは、現地体験を通じて旅の楽しさをともに発見する旅のパートナーです。スマホひとつで、それまでになかった世界各国の面白い体験を見つけることができます。アプリをダウンロードしてあなただけの体験を探してみてください」と話しています。
KKday
https://kkday.me/ejgRW
(まいどなニュース特約・松田 義人)