「深夜に怖い話をします。今、冷蔵庫を開けたらなんか桃の香りがするんです。桃買ってないのにおかしいなー、なんだろなーって」

深夜に始まった怖い話。桃が入っていない冷蔵庫から桃の香りが…？ツイッターでは、あべーぬ（@abenu）さんの投稿に1.7万いいねがつくほど反響を呼んでいます。

一見、なぜ？と疑問を抱くツイートですが、あべーぬさんの投稿はこう続きます。「さっきむすこーぬが白桃カルピス飲んでたなって。んで、横にして冷蔵庫にしまってあったなって」。

匂いの正体は桃ではなく、息子さんが冷蔵庫に入れていたジュース。あべーぬさんが恐る恐る冷蔵庫を開くと、ジュースの海と化していました。しかもその日はちょうどスーパーで購入した食材がたくさん入っており、深夜に冷蔵庫の掃除が始まったといいます。

怪談チックに語られた出来事でしたが、実は想像の斜め上の怖さでした。あべーぬさんの投稿には、「怪談並の怖さ」「深夜のホラーですね」「考えるだけで怖い」と、経験者から共感の声が集まっています。あべーぬさんに当時のことを伺いました。

■「3段目がカルピス浸しに…」

当時の状況について、「息子は一応フタは閉めたようですがどうやら閉まりが甘かったようで、冷蔵庫の3段目がカルピス浸しになっていました。ハッと思い出して、間違いないと思いつつ認めたくない自分がいました」とあべーぬさん。

一時は現実逃避したい気持ちに駆られながらも、冷蔵庫の掃除をスタート。旦那さんと協力し、ヨーグルトやちくわなどパッケージに入っていた食材たちも丸洗いするなど、2人で30分ほどかけて掃除を終えたといいます。

投稿には反響や、同じ経験をした人から共感のコメントが続々と届いています。あべーぬさんは「びっくりしています。同じような状況を味わった方がたくさんいるのだなと心強い気持ちです」と語ります。

また、ジュースを冷蔵庫に入れた息子さんにはこの「怖い話」を伝えたそう。息子さんのリアクションはいかがだったのでしょうか。あべーぬさん曰く「次の日に伝えると『ごめんね～気をつけるね～』と、とってもライトな反応でした」とのことです。

（まいどなニュース・門倉 早希）