「うぜーんだよ」反抗期真っただ中の息子 ラベルプリンターで最初に打った言葉に母号泣「暗いトンネルに光が見えた」

小学校高学年から中学生の時期に起こるとされる第二反抗期。

今、SNS上ではそんな子供の反抗期に翻弄されるお母さんのエピソードが大きな注目を集めている。

「昨夜『うぜーんだよ消えろ』と言ってきた思春期息子が小さいときに使ってたバッグから、テプラを買って一番最初に打ったテープがでてきてむせび泣きしてる。時の流れよ...」と投稿したのは花ノンさん(@bluebeetle421)。

5歳の頃この「ままだいだいだーいだーいすき」と書かれたテープを作った息子も今や中学2年生。親に悪態をつく反抗期真っ盛りの息子に心を痛める花ノンさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「取り置きましょう。一周まわって戻って来るその日まで。」

「自分を振り返ってみても、母に悪態を吐いてしまうあの心理は、まったくほんとに思春期のせいですごめんね母さんて感じです笑」

「辛い。辛いけど、立派に反抗期を迎えてる 一皮むけて花ノン先生のところに戻ってきますよー」

「お母さんを好きな気持ちもちゃんとあるのに、いろいろなことが邪魔してしまうのですよね。これがないと一生大好きなお母さんの価値観に沿おうとしてしまいかねないので反抗期があるんですよね。とは言いつつ当時はムカッとしてましたが。21歳と17歳になって今は仲良しです」

など数々の共感の声、励ましの声が寄せられている。

■投稿者さんに聞いた

花ノンさんに話を聞いた。

ーーお子さんとは投稿前日、何があったのでしょうか?

花ノン:中2に入りスマホを持った息子ですが、学校でスマホ教室があり「フィルタリングを」と言われ、フィルタリングをかけました。するとアプリの入手、削除ができなくなり「ゲームのなんちゃらがなんちゃらで…」と言ってきたので「かーさんは子供を守るためにフィルタリングをね。中学校でも言ってたでしょう。子供を守るためだって」と答えると「何が子供を守るだよ。自分たちのためだろ、自分たちが困るからだろ。大人ってまじくさってんなうぜーんだよ消えろ」です。

ーー反抗期が訪れたと知ったきっかけは。

花ノン:基本的に主張が激しい子で、上の子達とちがって常に自己主張強い子でした。具体的に「キター!!」と思っ思ったのは、私のことを「あなた」とか「お前」とか言い出したときです。「お前がしろよ」「お前のせい」とか。

ーー投稿が反響を呼びました。

花ノン:たくさんの共感をいただきびっくりしました。同じような思いをした方、現在進行形でしてる方がいらっしゃるのだとほっとするとともに、今可愛い真っ最中の赤ちゃんを育ててる親御さんへは、少し知らないでおきたかった未来を垣間見せてしまった自分の意地悪さも感じました。リプは自分が子供として親に言ってしまった後悔、自分の子供が通ってきた、そして通り過ぎたの後の述懐があり、だいたいは「言ってしまった後悔」だったり、「一瞬で通りすぎた過去」であったりするので、見えないトンネルの中にいたのが行手に少し光が見えたような気がしました。

◇ ◇

読者のみなさんは自身が反抗期だった頃の心理を覚えているだろうか。最近は反抗期がない子供も多いと言うが、親と思春期の子はぶっつかりあってもなんらおかしくない関係性。むしろ衝突があるからその後、深く分かり合える部分もある。親は大事に至らない範囲でその反抗を見守るほかないのかもしれない。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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