「職場の飲み会」若者は意外に嫌いじゃない?…「好き」の割合、20代が最多に

R&C株式会社(東京都港区)は、全国の20~50代の社会人男女1000人を対象に、同社が運営する『R&Cマガジン』にて飲み会に参加する頻度や費用などについての調査を2023年6月に実施しました。調査の結果、職場の飲み会が「好き」と答えた年代は20代が、逆に「嫌い」と答えた年代は50代が最も多い結果となりました。

最初に、飲み会の参加機会について、20~50代の社会人男女各1000人ずつの計4000人に事前調査を行いました。職場の飲み会に「参加する機会がある」と答えた人は全年代で50.6%となり、「参加する機会がない」は13.0%、「飲み会自体がない」は36.4%となりました。

プライベートの飲み会は、全年代で54.5%が「参加する機会がある」と回答し、15.6%が「参加する機会がない」、29.9%が「飲み会自体がない」と回答しました。また、プライベートの飲み会に参加する機会があると答えたのは20代が60.6%で最も多いという結果になりました。

次に、事前調査で「飲み会に参加する機会がある」と回答した人の中から1000人を抽出し、飲み代や参加頻度について調査を行いました。

1回あたりの飲み代を聞いたところ、「4000円~5000円未満」が29.8%で最も多く、次いで「3000円~4000円未満」が29.7%となり、以下、「5000円~6000円未満」が14.4%、4位「2000円~3000円未満」が12.3%と続き、飲み代平均は「4237円」となりました。

また、参加する頻度を聞いたところ、「年に3回以下」(36.7%)、「2~3カ月に1回程度」(18.7%)、「月に1回程度」(15.6%)、「月に2~3回程度」(13.0%)、「週に1回程度」(11.1%)、「週に2回以上」(4.9%)といった回答となり、参加回数平均は年に17回だと分かりました。

以上のことから、1年間の飲み代平均は「7万2029円」となり、1カ月あたりに換算すると「6002円」という結果になりました。

なお、「若い世代は飲み会が嫌い」「年配の世代は”飲みニケーション”を好む」などと言われることがありますが、実際のところどうなのでしょうか。

職場の飲み会について好きか嫌いか聞いたところ、「嫌い」と回答した人は31.3%(嫌い:13.8%、どちらかといえば嫌い:17.5%)、「好き」と回答した人は38.8%(「好き:16.2%、どちらかといえば好き:22.6%)となりました。

これを年代別に見ると、「好き」と回答した人が最も多いのは30代の22.4%で、「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせたポジティブな意見が最も多いのは20代の46.0%でした。

なお、この職場の飲み会をポジティブにとらえている割合は年代が上がるにつれて下がり、50代が27.6%と最も少なくなりました。50代は「嫌い」(16.0%)、「どちらかといえば嫌い」(20.0%)がいずれも最も多くなりました。

一方、プライベートの飲み会については、全体で「好き」と回答した人は80.1%(「好き:46.9%、どちらかといえば好き:33.2%)となり、40代が76.4%(「好き:40.0%、どちらかといえば好き:36.4%)とやや低めの数値になりました。

 【出典】

▽R&Cマガジン「1回の飲み代の平均は4237円!1000人調査の結果」

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