「20秒ルール」で勝ち越しタイムリーが取り消しに…ネットで批判相次ぐ 都市対抗野球で導入のピッチクロック
7月18日、東京ドームで行われた都市対抗野球大会1回戦ヤマハー日本製鉄鹿島での判定が、ネット上で物議を醸している。
5回、同点に追いついたヤマハ。なおも2死一、二塁で2番吉田が鋭い当たりをライト前へ放った。走者が一気に本塁を陥れて勝ち越しタイムリーかと思われ、吉田も塁上でガッツポーズしかけた…が、審判が試合を止めて時計を触るような仕草を見せた。
今大会から、走者がいる際に投手が20秒以内に投球動作を始めなければいけない「ピッチクロック」が導入されている。協議の結果この場面も20秒を過ぎていたとして、投球及びタイムリーは無効、仕切り直しとの判定が下った。ヤマハ応援団も一時騒然となったが、吉田はその後四球を選び満塁とし、続く矢幡が3点適時三塁打を放ってチームは無事勝利をおさめた。
ツイッターでは「流れを切ったり、盛り上がりを冷ますクソルール」「審判の協議と説明で試合時間延びてるし、何を目的にして取り入れたルールなのか」「ボークや捕手の打撃妨害のように、攻撃側の不利益にならないようにするためのルール改正が必要」「こんなのがNPBに入ってくるとか最悪」と否定的な意見が目立った。