「ウー…」と警戒していた子猫 保護主の愛情に包まれ、寝転がって「もっとなでて~」 お腹の上ですやすや眠る甘えん坊に
てるちゃん(2歳・メス)は、生後1週間くらいの時に群馬県在住のKさんに迎えられた。
「実家の近所の方が知り合いから貰ったらしく、飼おうとしたけれど家の事情で飼えなくなり、うちの子になりました」
初めて家に迎えた日は先住猫のとろちゃんがいたので、てるちゃんには1カ月間ケージで暮らしてもらったそうだ。
「キャリーバックが透明だったのですが、もう先住猫を見た瞬間にウーウー威嚇しまくりでした。小さい体なのに大きな声でずっと威嚇していました。どうなっちゃうかなと思いましたが先住猫が穏やかだったので、受け入れてくれるのも早く、うちに来た翌日には身体を舐めてあげていました」
名前は、Kさんの祖父が照雄と言う名前で、次もし猫を飼ったら「てる」という名前にする!と決めていたそうだ(笑)。
■先住猫を守るてるちゃん
性格は大胆な女の子という感じ。遊ぶのにも全力で、おもちゃで遊んでほしい時はおもちゃの横でずっとKさんを見つめてくる。
「てるちゃんは夫より私が好きで、お腹の上でよく寝ています。お尻をとんとんされるのが大好きで、とんとんされるとゴロンっと寝っ転がってもっと撫でて~と見て来ます。すごい顔を見る子なのですが、顔を近づけるとニャニャっと鳴いて嫌がります(笑)」
先住猫のとろちゃんは、顔を拭かれたり、動物病院に行くためにキャリーバックに入れられたりすると嫌がるそうだが、そんな時、てるちゃんが心配して駆け寄るという。「キャリーバックに入れるときなんてやめてよ!って感じでバックを噛んでました!一緒に仲良く寝ていたりはしないけど、2人の仲では絆が結ばれてるみたいです」「2匹飼ってみると、お互い性格も全然違うので見ていて面白いです」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)