都心高級マンションに住む人は、どんなクルマに乗っている?…「メーカー・車種」ランキング発表
都心の高級マンションに住む人はどのような車に乗っているのでしょうか。株式会社RENOSY PLUS(リノシープラス/東京都港区)が運営する高級賃貸仲介サービス『Modern Standard(モダンスタンダード)』がこのほど発表した「車のメーカー・車種ランキング2023 by Modern Standard」によると、1位はメルセデス・ベンツの「G-Class」でした。
調査は、2022年1月1日~12月31日の期間に、同サービスに寄せられた問い合わせのうち、自動車を保有している人の自動車メーカーと車種を集計したといいます。
まず、「メーカー部門ランキング」をみると、2位の「トヨタ(レクサス含む)」に約1.3倍の差をつけて「メルセデス・ベンツ」がダントツの1位を獲得。以下、3位「ポルシェ」、4位「BMW」、5位「アウディ」と続き、TOP5のうち4つがドイツのメーカーとなり、国内自動車メーカーでは唯一「トヨタ」のみがランクインする結果となりました。なお、電気自動車(EV)のパイオニアとして知られる「テスラ」は7位に入っています。
また、2位の「トヨタ」では、2023年6月に東京ミッドタウン日比谷の地下駐車場に電気自動車(EV)向け充電ステーションを開設した「レクサス」(32.3%)が内訳の3割を占めています。
さらに、「メルセデス・ベンツ」と「トヨタ(レクサス含む)」の車種内訳をみると、「G-Class」(24.6%)や「アルファード」(21.1%)、「ランドクルーザー」(9.3%)などのリセールバリューの高い自動車が上位にランクインしています。これは、同サービスの客層は経営者が多く、法人として自動車を購入し減価償却の耐用年数を超えると新しい自動車に買い換えることから、節税対策としてリセールバリューの高い自動車が人気の傾向にあるといいます。
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続いて、「車種部門ランキング」ではメルセデス・ベンツの「G-Class」が1位となり、上位10位(11種)の2割を占めています。次いで2位は、同じくメルセデス・ベンツから「C-Class」がランクイン。3位には、2023年6月に新型を発表し、高い人気から発売日前の先行受注を取りやめるなどの報道がなされたトヨタの「アルファード」がランクインする結果となりました。
なお、車種部門トップ10(11種)の平均サイズ(各メーカーの開示情報をもとに、上位10位(11種)の車種サイズの平均値を算出)は、全長4911.5mm×全幅1894.8mm×全高1671.8mmであり、大型ボディの自動車が都心高級マンションに住む人に支持される傾向が見て取れたそうです。