「ちょっと疲れた」というあなたへ 特急グリーン席で流れる車窓の景色とビールはいかが 乗ってるだけの往復4時間の旅
いとも簡単に忘我の境地に至れるリラックス法がSNS上で大きな注目を集めている。
「最近なんか心が疲れてきたなと思ったらリラックスを求めちょっと贅沢する」と件のリラックス法を漫画で紹介したのは漫画家の西餅さん(@harurock_mo)。
それは終点まで2時間ほどかかる特急列車のグリーン車に乗り、窓の景色を眺めながらお酒をちびちびやること。目的地に着いても観光などせず、そのまま折り返しの列車に乗り、また行き道と同じようにぼーっと過ごすのだそうだ。
「私は瞑想するのが下手なんだけど、この『酒をちびちび車外をぼーっと見る』をやるといとも簡単に忘我の境地になる」という西餅さん。
このリラックス法に対し、SNSユーザー達からは
「疲れてもつい頑張っちゃうから、この方法覚えておきたいです。読んでるだけで楽になっていく様が見えるよう。優しい心のほぐし方ですね」
「特急?あたりの速度がめちゃくちゃ気持ちいいの分かります!窓の外見てる時の脳汁の出具合が違う。お酒じゃなくて音楽でもすごく気持ちいい。何故か新幹線じゃ気持ちよくならないんですよねぇー。」
「ものすごくわかります!先日寝台列車に乗ったんですがぼーっと窓の外みてるだけでなんだかリラックスできました。帰りのボケーっと顔見ててにこりとしてしまいます」
など数々の共感の声が寄せられている。
■投稿した漫画家に聞いた
西餅さんに話を聞いた。
ーーこのリラックス方法を始めたきっかけを。
西餅:電車に乗って外を眺めるのが好きだったので、指定席に座りじっくり楽しみたいと思ったのがきっかけでした。
ーー最近はどんなルートやおつまみがお気に入りでしょうか?
西餅:最近は東京から往復大体4時間くらいの群馬県や栃木県方面に行っています。海もいいですが山もいいですね。お酒は帰りだけ、と決めたりお茶とお菓子だけの時もあります。おつまみはあっさりしたナッツなどが気に入っています。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
西餅:電車の移動が大好きな同好の士の方がたくさんいてうれしかったです。
◇ ◇
比較的リーズナブルに日々のストレスから解放されるこのリラックス法。最近、お疲れという方はぜひチャレンジしていただきたい。
なお、今回の話題を提供してくれた西餅さんは近年、エッセイ漫画「日常の西餅」(1巻、2巻)や野球経験のない教師が監督になり弱小校の野球部を導く野球漫画「僕はまだ野球を知らないSecond」など精力的に執筆中。またTwitter上でもさまざまな作品を紹介しているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)