【旧車乗りに聞いた】泣きたい…夏に多いトラブル 3位オーバーヒート、2位バッテリー上がり、1位は?
旧車はデザインだけではなく、エンジンなどにも独特の癖があり、それらが魅力の一つとなっている一方で、予期せぬタイミングでのトラブルも起こり得ます。そこで、旧車に興味のある全国の男女148人に「旧車の夏のトラブル」に関する調査をしたところ、「エアコンのトラブル」が最も多くなりました。
旧車に特化した買取サービス『旧車王』を運営するカレント自動車株式会社(神奈川県横浜市)が、2023年6月~7月の期間にインターネットで実施した調査です。なお、本調査では2012年以前のクルマを旧車と定義しています。
まず、「旧車のメンテナンスに関して、夏に対策していること」を複数回答で答えてもらったところ、最も多かった回答は「バッテリーの状態確認」(65票)でした。
同社は、「カーエアコンを装備している旧車であれば、カーエアコンの使用によりバッテリーへの負担が大きくなり、バッテリー上がりの原因となり得ます。バッテリーの劣化具合を確認しておくことも夏前に行っておくべき対策です」とコメントしています。
次いで、「冷却水の補充」(46票)、「エンジンオイルの交換」(45票)などが続きました。ちなみに、「その他」のなかでは、「ラジエーターに自作のシュラウドを取り付けて冷却効率を上げる」や「暑い日は乗らない」などの回答がありました。
次に、「所有する(していた)旧車が夏にトラブル(故障)に遭ったことがありますか」と聞いたところ、38.5%の人が「ある」と回答。具体的なトラブルについては、「エアコンのトラブル」(34.4%)、「バッテリー上がり」(22.6%)、「オーバーヒート」(19.4%)、などが上位に挙げられました。