おばあちゃんの家みたいな雰囲気! 地下鉄浅草駅への連絡通路が昭和すぎると話題
浅草駅の連絡通路がSNS上で大きな注目を集めている。
「おばあちゃん家だと思うじゃない?浅草駅への連絡通路なんです」とその様子を紹介したのはハヤミネさん(@retorowalking)。
ハヤミネさんが紹介した連絡通路は新仲見世通りから浅草地下商店街、地下鉄銀座線浅草駅に降りるためのもの。地下鉄浅草駅が開業したのは1927年、浅草地下商店街が開業したのは1955年といずれも“日本最古級”ゆえか、その壁面のいぶされたような色合いや床、天井のいびつなフォルムは切なくなるほどに昭和。
ハヤミネさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ゴリゴリの昭和だし、何故か天井と壁がおばちゃんの家感です!」
「入り口の室外機(?)から猛烈なすえた匂いのするところだ! 右の出っ張りは確か、都営浅草線へ通じる階段を無理矢理塞いだものらしいですね」
「最近行ってないけど、まだ変わってなくて安心した。右側の出っ張った部分が元々何だったのか未だによく分からない。」
など数々のコメントが寄せられている。
■投稿者さんに聞いた
ハヤミネさんに話を聞いた。
ーーこの連絡通路を訪れた経緯を。
ハヤミネ:レトロ好き、かつ街歩き好きの間で有名だったため訪れました。
ーー連絡通路や地下商店街をご覧になった感想を。
ハヤミネ:浅草駅改札の現代感と、バッサリ切り取られた今回の商店街の境目の昭和感に面喰いました。現存する最古の地下街ということで今後も残っていてほしいです
ーー投稿が反響を呼びました。
ハヤミネ:みなさんの思い出や小話、「通りが臭う」と言う経験談のリプに驚き、笑っていました。自分自身は撮影に夢中でそこまで匂いを感じる余裕がありませんでした。土曜日であり有名観光地である浅草なのに、人通りはかなり少なめでした。
◇ ◇
近年、再開発事業がさかんにおこなわれる東京。我々はこの景色をいつまで楽しむことができるだろうか。
なお今回の話題を提供してくれたハヤミネさんはブログ「[レトロウォーキング-あなたの街の昭和レトロ]」で全国のさまざなレトロな街並みを紹介している。いずれも今の時代が置き去りにしてしまった人情や温かみが感じられる記事ばかり。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)