「さぁ、ぼうけんのはじまりだ!」100円で買った切符に心が躍る 「なんて夢のある企画」「いい夏になりそう」

絵画教室を運営するくめまゆみ(@okaziya)さんが、100円で購入したものがTwitterで話題となっています。夏休みに合わせて、JR九州が発売を始めた「こどもぼうけんきっぷ」。小学生向けに普通列車、快速列車が100円で1日乗り放題となる夢のようなチケットです。利用期間は8月末まで。子どもがうらやましい→子どもになりたい→自分は子どもです!と、嫉妬や妄想にかられる大人もいるのではないでしょうか。

こどもぼうけんきっぷは特急券を別途購入すれば特急も乗車可です。利用日の前日までに購入が必須で、旅の当日には購入できません。駅の指定席券売機で購入するか、JR九州インターネット列車予約でのネット購入です。

「こどもでもないし使えもしないし。だけど買った。100円。記念 「ぜんぶのれるよ」超絶かわいい」

くめまゆみさんが切符の画像とともにつぶやくと「わくわく感の喚起にも成功している。さぁ、ぼうけんのはじまりだ!なんて、素晴らしいなあ!」「このセンスの素晴らしさよ」「これ全国の鉄道会社でやってくれ笑」「なんて夢のある切符!」「いい夏になりそう」などとJR九州を称賛する声が寄せられ、投稿は6万近いいいねを集めました。くめさんに聞きました。

■子どもじゃないのに買った理由

ーー使うことができないのに購入したのは

「もともとは知人の子ども用に購入(絵画教室の教え子と一緒に乗るため)するためでした。購入まで知らなかったのですが、切符の文面が、分かりやすく優しいひらがなの文章に驚きました。説明書も優しく話しかけるような文章ですよね。「さぁ!ぼうけんのはじまりだ!」のワクワク感がハンパなかったので、自分用に購入しました」

ーーということは鉄道ファン?

「基本乗り鉄なので大人でも鉄道旅は「冒険」なんですよね。ワクワクします。あと100円も魅力。JR九州の企画モノいつもリスペクトしています」

ーーくめさんの夏の思い出もやはり鉄道ですか

「家族と共に鉄道旅行へよく行った経験が、私の鉄オタのはじまりです(笑)。なぜか行った目的地よりも、道中の車窓からみた夏の青々とした空、山の緑、海のキラキラをとても覚えております」

くめさんは長崎県大村市のローカルメディア「ビーハッピーおおむら」を運営。大村市は県内で唯一人口増が続く自治体で、大村に住む人来る人が「be happy」になれる情報をWEBと紙媒体で発信しています。

おすすめの地元グルメは大村産落花生の茹でピーと大村寿司。「大村には新しく開業した西九州新幹線の新大村駅があります。新幹線かもめに乗って大村へ。大村湾と夕日の景色をぜひ見に来てほしいです。松原地区は江戸時代の長崎街道の宿場町であり、今でも風情が残ります。新幹線新駅、長崎空港、高速ICのインフラの3つがありながら、歴史ある街並みも残りつつ、海や山もすぐそばにあり食べ物も新鮮で安くておいしい「丁度いい田舎」です」と地元愛を語っています。

(まいどなニュース・竹内 章)

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