「猫様のお力を借りようと…」多頭飼育崩壊から救われた子猫を迎えた青果店→ネズミ避けの効果は???だけど、幸せ度は“爆上がり”

めいちゃん(7歳・オス)は、多頭飼育崩壊した家にいたところを保護された。生後4~5カ月くらいだった。神奈川県在住の中村さんは、猫たちが保健所に連れて行かれると聞いて、知人から譲り受けたという。2016年10月のことだった。

「知人にかわいい子をよろしくと言って、持ってきてもらいました。私は青果店を営んでいるのですが、ネズミによる被害もあったので、猫様のお力を借りようと思ったのです。その時、我が家には、同じく多頭飼育崩壊のところから譲り受けた茶白猫がいたのですが、その猫と顔がそっくりで、可愛くてびっくりしました」

■ネズミ捕りに引っかかったことも

めいちゃんはとても懐っこい子で、すぐにお店に馴染んだ。

前から青果店で暮らしていたように馴染んでいっためいちゃん。ネズミを獲ったこともあるが、一度ネズミ捕りに引っかかって、ボンドを取り除くのが大変だったという。メイちゃんのネズミ避け効果のほどはよく分からない。

めいちゃんは、お腹が空いた時や甘えたい時、にゃあにゃあなきながら父ちゃんを追いかけ回す。穏やかで、知らない人が撫でてもほとんど怒らないし、人見知りしない。めいちゃんを迎えて中村さんは言う。

「幸せ度爆上がり。可愛くて面白くて、家族だけでなく、お客様とも猫を通じて話が尽きません。猫なしの生活は考えられません」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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