意外と知られていない交通規則違反ランキング 「高速道路でガス欠」「信号待ちで運転手を交代」よりも認知度が低かった1位は?
みなさんは、「これは知らなかった」という交通規則違反はありますか。自家用車を所有し月に1回以上車を運転する全国の18~59歳の男女1000人(各年代125人ずつ)に聞いたところ、交通規則違反として最も認知度が高かったものは「信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しない」でした。一方、最も認知度が低かったものは「エンジンをかけっぱなしで車を離れる」だったそうです。
ソニー損害保険株式会社(東京都大田区)が、2023年6月に「2023年 全国カーライフ実態調査」と題してインターネット上にて実施した調査です。
交通規則違反に該当する行為を提示し、そのなかで交通規則違反だと知っていたものを複数回答可で聞いたところ、「信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しない」(62.0%)が最も多くなりました。
信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合に一時停止しないことは、歩行者の保護および歩行者の優先について定める道路交通法第38条違反となります。
次いで、「緊急車両が接近してきても道を譲らない」(56.6%)、「むやみにクラクションを鳴らす」(56.4%)、「6歳未満の幼児を同乗者に抱っこしてもらって運転する」(55.5%)、「スマホのカーナビアプリを操作しながら運転する」「追い越し車線ではない通行帯(左車線)から追い越す」(いずれも54.5%)と続き、いずれも半数を上回りました。
他方、「高速道路でガス欠になる」(26.0%)や「信号待ちのタイミングで運転手を交代する」(23.5%)の認知度は3割未満、「エンジンをかけっぱなしで車を離れる」(20.0%)の認知度は2割にとどまっており、いずれも自動車の使用者が負うべき義務に違反することを知っている人は少数となりました。
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【出典】
▽ソニー損保の自動車保険