【進撃の巨人】「僕は諫山先生の友人です」女性ファンに近づく不審者 「案内しましょう」車で観光誘う「迷わず110番を」
「不審人物『諫山先生の友人を名乗る男性』にご注意ください」ーー。漫画「進撃の巨人」によるまちおこしに取り組む「進撃の日田まちおこし協議会」が、女性ファンに声をかける不審者に注意するよう呼びかけています。
「進撃の巨人」の作者・諫山創(いさやま・はじめ)さんの故郷、大分県日田市では、漫画の主要キャラクターであるエレンやミカサ、アルミン、リヴァイの銅像が立ち、「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」が開設されるなどし、国内外のファンが聖地巡礼に訪れています。そんな中、「進撃の巨人in HITA」の公式ホームページに掲載された注意喚起では、「僕は諫山先生の友人です」と名乗る男性が、日田市を訪れた女性ファンに声をかけ、「日田の町を案内してあげましょう」と車での市内観光に誘うといいます。事件に発展する恐れはないのでしょうか。進撃の日田まちおこし協議会に聞きました。
見ず知らずの女性ファンに声をかける不審人物について、「進撃の巨人in HITA」の公式ホームページでは「諫山創先生、進撃の日田まちおこし協議会ともに、当該男性には一切関与しておりません」と作者や協議会との関係性を否定し、「少しでも不審なことがございましたら、迷わず110番通報し、最寄りの交番や警察署にもご相談ください」と呼びかけています。
ーー複数の通報があった。
「正確には2件、7月までにありました。実は当該男性は特定されていて、『悪気はなかった』と話していますので、今後このような行為はしないと思います。通報した女性ファンに被害があったわけでもありません。ただ、同様の事案がまた起こらないよう、注意喚起のために不審者情報を出させていただきました」
不審者問題は解決済みということで、女性ファンも安心して日田を訪れることができそうです。「進撃の巨人in HITAミュージアム」は8月10日、展示品入替によってリニューアルオープンをしました。諫山さん自らが選んだ原画や、期間限定の『進撃の巨人』日仏イベント凱旋企画展示を楽しむことができます。
また、もし見知らぬ男性の車に乗るよう誘われても、決してついていかず、最寄りの警察署に通報しましょう。
(まいどなニュース・伊藤 大介)