もし自分の子どもが「脱毛を受けたい」と言ってきたら…「受けさせてあげたい」6割強 その理由は?

エミナルクリニック(医療法人社団エミナル/神奈川県横浜市)はゼネラルリサーチと共同で、中学生のお子さんを持つ親1008人を対象とした「子どもの脱毛」に関する意識調査を実施しました。調査によると、子どもが脱毛を受けたいと思っていたら「受けさせてあげたい」と考える親が6割以上であることが分かりました。

調査は2023年7月にインターネットで実施されました。

まず、自身がお子さんと同じくらいの年代だった時の「ムダ毛に関して悩んだ経験や苦労した経験」について聞いたところ、71.2%の親が「ある」と回答。

さらに、「ムダ毛に関して悩んだ経験」があると答えた親に対して、「もしその時に脱毛の存在を知っていれば、受けたかったと思いますか」と聞いたところ、82.8%の親が「受けたかったと思う」(かなり思う:42.3%・少し思う:40.5%)と回答しており、ムダ毛処理をストレスに感じたり、コンプレックスに感じた経験があったりする親が多いことがうかがえました。

次に、「“キッズ脱毛”や“こども脱毛”という言葉の認知度」について調査をした結果、53.3%の親が「知っている」と回答。さらに、「子どもが脱毛することの賛否」については、「賛成」が61.3%、「反対」が38.7%という結果になりました。

「賛成」と回答した親からは、「自分で処理するより肌に優しいと思う」「コンプレックスを解消してあげたい」などの意見が寄せられました。

一方、「反対」と回答した親からは、「大人になってからでもいい」「成長段階の体に影響があるような気がする」といった声が寄せられています。

“キッズ脱毛”や“こども脱毛”についての賛否では賛成派が多くなったことを受けて、「自身の子どもの脱毛についての考え」を教えてもらったところ、「自身の子どもには脱毛を受けてほしいと思う」と答えた人は56.1%、「脱毛を受けてほしいとは思わない」と答えた人は43.9%となり、「“キッズ脱毛”や“こども脱毛”についての賛否」と比べると少し傾向が変わる結果となりました。

では、自分の子どもが「脱毛を受けたい」と言ってきたら、どのように思うのでしょうか。調査の結果、32.8%の親が「受けさせてあげたい」と回答。次いで、「受けさせてあげたいがすぐには厳しい」(32.3%)が続いており、合わせると6割強の親が「受けさせてあげたい」と考えていることが分かりました。

その一方で、「子どもに脱毛を受けさせるのは不安」(15.7%)、「受けさせたくない」(9.0%)、「子どもが複数回通うことや日々のケアを継続できるか不安」(7.0%)といった回答も挙げられています。

そこで、「脱毛を受けさせてあげたい」と答える理由にもなり得る「脱毛のメリット」について3つまで選んでもらったところ、「運動着や水着などを着る時にも気にならない」(51.5%)が最も多く、次いで「コンプレックスを解消できる(後のコンプレックスの種を取り除ける)」(49.6%)、「自己処理によるトラブルを軽減できる」(48.9%)といった回答が上位に並びました。

他方、「脱毛のデメリット」についても同様に選んでもらったところ、「デリケートな子どもの肌には刺激が強い・痛みが強い」(65.8%)が最多となったほか、「ホルモンバランスが不安定な時期であるため、完璧な効果は見込めない」(43.4%)、「自分でケアができないと炎症のリスクが高い」(30.1%)など、肌トラブルやケアを懸念する回答が上位に挙げられました。

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