悪徳ペットショップから引き取った野良の子猫 亡き愛猫と重なった面影 大きくなっても人見知りで甘えん坊

ルースちゃん(10歳・メス)とモイちゃん(2018年に亡くなった・メス)は、野良の子猫で、悪徳なペットショップの店頭でケージに入れて販売されていた。ケージの中には、姉妹と思われるキジトラ猫1匹と黒猫2匹が入れられていた。生後2ヶ月くらいだった。たまたま通りかかった個人で猫の保護活動をしている人が4匹を引き取り、里親を募集したという。

静岡県に住むchakoさんは、2012年の12月に先住猫を亡くしペットロスになった。先住猫を拾って育ててから猫好きになったchakoさん。猫が癒しになっていたので、もう一度猫と暮らそうと思うようになった。ちょうどその頃、猫の譲渡会に行き、先住猫に似たシャムミックスの子猫を見せてもらったという。その子がルースちゃんだった。

「とても可愛くて、うちで引き取りたいと申し出ました。亡くなった先住猫にそっくりで即決しました。姉妹猫のキジトラと一緒に譲渡したいと言われ、最初は悩みました。でも、姉妹猫がいると育てやすいと聞いて、モイもウチの子にすることにしました。2匹の黒猫も里親さんが決まり、幸せに暮らしているそうです」

■猫は家族の癒し

2013年6月、保護主が2匹を家に連れてきてくれた。最初は扉の後ろに隠れていたが、あっという間に慣れて自由気ままに遊ぶようになった。とても可愛くて甘えん坊。2匹は本当に仲良しだったが、残念ながらモイちゃんは5年前突然死してしまった。

ルースちゃんは人見知りで甘えん坊。フードを皿から手ですくって、1つ1つ床に落としてチマチマ食べる癖がある。

chakoさんは言う。

「ルースが家にいるだけで毎日が楽しくなりました。もう家族の一員です。一緒に暮らすことができて家族みんなが幸せになれました」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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