「建設業界の平均年収」ランキング 1位は1605万円「社会インフラの補修・補強に特化した大手保守工事会社」

日本全国500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社QuickWork(東京都渋谷区)は、2022年6月~2023年6月の期間に同データベースにおいて、「建設業界における平均年収ランキングTOP10」を抽出し、発表しました。その結果、平均年収が最も高かった企業は社会インフラの補修・補強に特化している「ショーボンドホールディングス」(1605万円)でした。

「建設業界における平均年収ランキング」の1位は、東京都中央区に本社を置き、社会インフラの補修・補強に特化した大手保守工事会社の「ショーボンドホールディングス」(1605万円)でした。現在の日本の建造物は、その多くが高度経済成長期に造られており、災害への備えや環境保全という観点から、新しく建設するのではなく、補修することが求められているため、注目を集めています。

続く2位は、日本の大手総合建設会社であり、「スーパーゼネコン」とも称される、ゼネコン大手五社の一つである「鹿島建設」(1127万円)です。超高層ビル事業を得意とし、蓄積された高度な技術とノウハウ、業界随一の技術研究所を有しており、東京駅の八重洲口再開発や丸の内駅舎保存・復原工事や、秋葉原地区などの開発事業や海外でのプロジェクトにも実績が豊富です。

3位には、日本の設備工事会社であり、空調、塗装、衛生設備の設計・監理・施工を行っている「大気社」(1033万円)がランクイン。自動車塗装設備は国内首位であり、世界においても2位というシェアを誇っています。1971年にタイに拠点を設立して以来、東南アジアや北米など海外展開を積極的に行い、19カ国に36の海外連結子会社を展開しているため海外売上比率は約5割で建設業として極めて高い数字となっています。

以下、4位「大林組」(1024万円)、5位「インフロニア・ホールディングス」(983万円)、6位「清水建設」(977万円)、7位「大成建設」(963万円)、8位「ダイダン」(937万円)、9位「東亜建設工業」(936万円)、10位「千代田化工建設」(926万円)と続きました。

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