神戸の音楽シーンを牽引するライブハウス「神戸VARIT.」が主体となり、山と海を会場とする野外イベントが9月、神戸の六甲山とハーバーランドでそれぞれ開催されることになった。

■山フェス

16、17日は「ロッコーデーキャンプフェスティバル」。2021年にも実施して好評を博したイベントだ。神戸のランドマークである六甲山の「653cafe」の敷地一帯を会場に、【16日】THE NEATBEATS、KING BROTHERS、ザ50回転ズ、伊香桃子と猫の手は借りたい、広瀬未来 JAZZ BAND、50/50's／【17日】Anly、藤井一彦（THE GROOVERS）、The Songbards、今村モータース、ちたへんりー、上野大樹らが出演予定。飲食ブースの設置など、詳細は調整中という。

料金はいずれも前売5000円で、入場時にワンドリンク600円が必要。また、当日はJR六甲道と会場近くを結ぶ往復シャトルバスを運行する。

■海フェス

18日は「ロックンロールサーカスフェスティバル」。場所は神戸ハーバーランドの高浜岸壁特設会場で、10組前後のロックンロールバンドが出演予定。ビアガーデンブースも設置するなどして、「音楽と身近な神戸」×「ナイトタイムエコノミー」の実現を目指す。飲食は有料だが、観覧は無料。

コロナ禍に苦戦しながらも、京丹後森林スイス村にアウトドア音楽施設「BEATCAMP」をオープンさせるなど、音楽ライブの可能性を追求してきた神戸VARIT.の南出渉さんは「普段はライブハウスという“閉じられた空間”で音楽を鳴らしていますが、屋外の開放的な雰囲気の中で、ふらりと立ち寄った人にも気軽に楽しんでもらえたら。自然に囲まれて音楽を味わうのもいいものですよ」と来場を呼び掛ける。

■1月にはサーキットイベント！ガンガンいきます

また、2024年1月6日には、神戸のライブハウス「神戸VARIT.」「チキンジョージ」「Starting Over」などを自由に行き来できるサーキットイベント「ロックンロールサーカス2024」も開催予定。9月のイベントを通じて、この取り組みも積極的に発信していくという。

問い合わせは、ロックンロールサーカス実行委員会（神戸VARIT.内）まで。tel:078-392-6655