DJ SODAさん性被害 「公開型のつつもたせ」「彼女の芸」発言したジブリアニメ監督が謝罪 「表現は不適切でした」
韓国出身のアーティスト DJ SODAさんが大阪で行われた音楽フェスで観客から胸などを触られたと訴え、イベントの運営会社が男女3人を不同意わいせつ容疑などで刑事告発している問題で、「DJ SODAの言ってる性被害って、公開型のつつもたせだろう。」と発言したアニメーターの森田宏幸氏が25日、Xを更新し、「私が8月19日に投稿した「公開型のつつもたせ」の表現は不適切でした。投稿は8月20日にすでに削除しておりますが、ここに改めて、投稿内容を撤回させていただきます。同時に、DJ SODA様、並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」と謝罪しました。
森田氏は「併せて、私の投稿によって、DJ SODA様のファンの皆様、並びに、事件に関心を持つ皆様の多くが、心を痛めたことに関して、責任を自覚し、反省いたします。さらに、私の作品を見ていただいている皆様にもご心配をおかけしました。今後は考えを改め自制に努めて参ります。誠に申し訳ございませんでした」とつづっています。
スタジオジブリのアニメ映画『猫の恩返し(The Cat Returns)』(2002年)やアニメ作品『ぼくらの』の監督を務めた森田氏は19日、「DJ SODAの言ってる性被害って、公開型のつつもたせなのだろう。誘惑されて仲良くしていたら、あとから怖い人が出てくるという。音楽フェスの主催者は、彼女の芸に加担しないことだ」と投稿しました。投稿はその後、削除されましたが、スクショ画像が拡散。「ジブリ映画の監督をしてる人が、実名アカウントで発言をしていることに衝撃を受けている」などと批判が続出。韓国メディアは「2次加害性のある発言」と報じました。
不同意わいせつ疑いなどで刑事告発されていた3人はすでに特定され任意聴取を受けていると報道されています。