【中高生の部活】サポートで親が大変に感じていること…3位「遠征などへの送迎・同行」、2位「お弁当の準備」
学習塾『明光義塾』を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(東京都新宿区)は、部活動に所属する中学1年生~高校3年生の子どもを持つ全国の保護者1000人を対象に、「部活動に所属する子どものサポート実態調査」を実施しました。調査によると、子どもの部活動をサポートする中で一番大変なのは「部活動に関連する費用的な問題」が最多となりました。
調査は2023年7月にインターネットで実施されました。
調査によると、子どもに対して93.6%の保護者が「部活動を引退するまで続けて欲しいと思う」と回答。さらに、67.3%の保護者が「子どもの部活動の発表会や試合を見に行っている」(基本見に行く:31.0%・時々見に行く:36.3%)と回答しました。
一方、「部活動の発表会や試合を見に行かない」と答えた184人を対象に、その理由を複数回答で教えてもらったところ、「応援に行くことを子どもが嫌がるため」(33.2%)、「多忙のため」(26.1%)、「保護者との人間付き合いが苦手なため」(13.0%)などが挙げられたほか、「特に理由無し」(24.5%)という保護者もみられました。
続けて、全回答者に対して、「子どもの部活動をサポートする中で一番大変なこと」を複数回答で答えてもらったところ、「部活動に関連する費用的な問題」(49.6%)が最多となったほか、「お弁当の準備」(28.4%)、「遠征などへの送迎・同行」(25.6%)などが上位に挙げられました。
これを2018年の調査と比較すると、「部活動に関連する費用的な問題」と回答した保護者の割合は、2018年調査時の23.0%から2倍以上増加しています。
次に、「夏休みの部活の練習量」について聞いたところ、「適量」(42.0%)、「多いと思う」(26.7%)、「少ないと思う」(10.2%)という結果になりました。さらに、「学業と部活動の両立」については、65.8%の保護者が「両立できている」と答えています。
また、46.7%の保護者が「部活動は受験に対して、良い影響を及ぼすと思う」と回答。さらに、「部活引退後、受験勉強への切り替え」については、37.1%の保護者が「不安を感じていない」と答えた一方で、36.9%の保護者は「不安を感じている」と回答したそうです。
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【出典】
▽明光義塾調べ