【ストリートピアノ】ルールを細かく設定するべき? 約6割が「今のままでよい」と回答

諸説あるものの、2008年にイギリスから世界へ広まったといわれているストリートピアノですが、近年は騒音やマナー問題などで撤去されるピアノもあるといいます。ICTスタートアップ企業のPolimill株式会社(東京都港区)は、「ストリートピアノのルール」に関する調査結果を公表しました。調査によると、「いまよりルールを細かくする必要はない」という意見が約6割を占めたそうです。

調査は、同社が運営・開発するWebサービス『Surfvote』上にて、2023年6月~7月の期間に実施され、同サービスのアカウントを持つユーザーから70票の有効回答を得ました。

「ストリートピアノのルールを細かく設定するべきか」という課題について意見を募った結果、最も多かったのは「いまよりルールを細かくする必要はない」で58.6%となりました。

回答者からは、「常識の範囲で演奏されれば良い。万人に受け入れられるルールは無理だと思うので、周辺の方や通行人の方も妥協すべきところは妥協すれば良いと思う」といった意見が寄せられた一方で、「非常識な行為が増えたり、悪用したりするケースが実際起こっているのであれば、厳格なルールや監視が必要になってくるのではないか」という意見も見られました。

そのほか、「監視カメラを設置するか、駅員など監視できる人がいる場所にのみ設置する」(11.4%)、「利用可能時間をもっと短くする」(5.7%)、「暗い曲や不安を煽るような曲、強いタッチでの演奏を禁止する」(2.9%)といった回答が挙げられています。

また、「機材を設置しての撮影を禁じる」(1.4%)といった回答もみられ、「動画を公開することで気軽にプロ活動できるようになってしまったことで、プロになりたい野望を持つ人も現れ始めてマナー違反が増えたのでは。動画投稿を始めとしたストリートピアノを通した営利活動を禁止するだけでも利用者マナーは変わってくる気がする」といった意見が寄せられたそうです。

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