西武池袋本店がストライキ 利用客から「従業員さん頑張れ!」「池袋に西武が必要」応援コメント相次ぐ 三越伊勢丹、高島屋労組も支援表明
西武池袋本店(東京都豊島区)が8月31日、ストライキにより臨時閉館することに対し、Twitter(現X)上で「従業員さん頑張れ!」「池袋には西武が必要」と応援コメントが相次いでいます。
親会社セブン&アイ・ホールディングスは9月1日に傘下の百貨店「そごう・西武」をアメリカの投資ファンドに売却する方針で、百貨店存続を求めるそごう・西武労働組合がストライキを決めた。大手百貨店でのストライキは、1962年の阪神百貨店以来61年ぶりです。
西武池袋本店は8月30日午後5時、【重要なお知らせ】と題してTwitterを更新し、「8/31(木)は、そごう・西武労働組合によるストライキ実施の影響により、誠に勝手ながら全館臨時閉館とさせて頂きます」「ご不便、ご迷惑をおかけしますこと深くお詫び申しあげます」と謝罪しました。
西武池袋本店の謝罪ツイートに対し、臨時閉館を責める反応は少なく、「応援しています!」「西武池袋の雰囲気大好き」「スト頑張って」「もう家電量販店は足りてます」と利用客たちから応援する声が続々と寄せられました。また、「現代でストライキ、その情報共有がSNS。歴史的な投稿よね」と時代の流れを実感する声も上がりました。
また、テレビ東京の報道によると、西武池袋本店に出店する「ルイ・ヴィトン」を展開するLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパンが、ヨドバシカメラが出店する改装案について反対しているほか、三越伊勢丹グループ労働組合、高島屋労組もそごう・西武労働組合のストライキを支援する声明を出しています。