なぜに?少女漫画誌「なかよし」でまさかの麻雀漫画が連載スタート 初回から「三暗刻南単騎」の渋すぎる上り
裏社会を舞台とするシリアスな作品から、高校生を主人公にすえた青春ものまで、さまざまな名作がある麻雀漫画。少女漫画誌『なかよし』(税込み660円、講談社)でまさかの麻雀漫画の連載が始まりました。
講談社発のオリジナルアニメをコミカライズした新連載『ぽんのみち』(原作:IIS-Pまんが:卯花つかさ キャラクター原案:春場ねぎ)。尾道を舞台にゆる~~っと麻雀する女子たちの話で、編集部の公式アカウントは「4人と1匹ではじめる ゆる~~~~~~いほのぼの麻雀ライフ」と投稿。初回から三暗刻南単騎やメンゼン混一色など渋すぎる上りが披露されています。
2024年1月からアニメ放送も始まるそうです。オリジナルTVアニメ『ぽんのみち』のサイトによると、広島県尾道市に住み、麻雀はまったくの初心者の女子高生・十返舎なしこが主人公。家を追い出され困っていたなしこは父親が昔経営していた雀荘が今は空き家になっていることを知り、友人のぱいと泉を誘って、たまり場として使い始めます。その雀荘には麻雀の精霊チョンボが昔から居座っていましたが、なしこにしかその声は聞こえず泉たちからは普通のスズメとして認識されています。
アニメ版の監督・構成・脚本を務めるのは、TVアニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」、TVアニメ「波よ聞いてくれ」など、緻密なフィルム作りに定評のある南川達馬。キャラクター原案は、「五等分の花嫁」がシリーズ累計発行部数2000万部突破となった春場ねぎ。春場がオリジナルアニメでキャラクター原案を手がけるのは、今回が初。制作は「ポケットモンスター」シリーズや「妖怪ウォッチ」のOLMが担当します。
「なかよし」と麻雀漫画という意外過ぎる組み合わせにSNSは騒然。Xでは「イナヅマツモ!」「これ読んだら麻雀わかるようになるんだろうかと期待」「麻雀て昔は家族で遊ぶゲームだったりしたよね。コミュニケーションにとてもいい遊びだと思う」などのコメントが見られます。小学生、しかも女子が卓を囲む…そんなブームが来るかもしれません。
「なかよし」10月号の表紙を飾るのは、最終章真っ只中の『カードキャプターさくら クリアカード編』(CLAMP)。表紙はもちろん、急展開の本編もお見逃しなく!付録は『カードキャプターさくら クリアカード編』ドリーム6面メモコレクションです。パタパタと台紙を折りたためるブック型のメモ帳です。友だちへのメッセージを書いたり、Todoリストにしたり、さまざまな使い方ができます。