20代の理想家賃「6万円台」から…さらに家賃を抑えられる「5万円台で住める家が多い都内の駅」 1位は「大塚・帝京大学駅」

9月、10月は転勤が増えるシーズンです。株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する情報サイト『LIFULL HOME'S』は、転勤経験の割合が高い20代の平均手取り給与を256万円とし、そこから家賃に充てる一般的な目安である「手取りの3割」から理想の家賃を6万円台と設定。しかし、さらに家賃を抑えたいと考える人のために、家賃相場が5万円以上6万円未満の東京都内の駅(市町村も含む)を対象とした「5万円台で住める家が多い東京の駅ランキング」を発表しました。その結果、1位は「大塚・帝京大学駅」の2210件となりました。

調査は、2022年8月~2023年7月の期間に、同サイトに掲載されていた築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平米以上40平米未満の賃貸物件(定期借家を除く)を対象として、管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出したといいます。

東京都内で家賃相場が5万円台の駅を対象にした「5万円台で住める家が多い東京の駅ランキング」の1位は、八王子市にある「大塚・帝京大学駅」(2210件)でした。次いで、2位「京王堀之内駅(八王子市)」(1551件)、3位「中央大学・明星大学駅(八王子市)」(1054件)と、八王子エリアがTOP3を占める結果となり、5万円台の物件が2000件を超える駅は「大塚・帝京大学駅」のみでした。

なお、TOP10のうち7駅は、多摩都市モノレール、京王相模線、小田急多摩線の各「多摩センター駅」から伸びる沿線にあり、沿線には大学のキャンパスが複数点在していることから、学生も利用しやすい5万円台の物件が多く存在しているといいます。

また、上位10駅はすべて23区外であるものの、4位の「高幡不動駅(日野市)」(1048件)は京王線の特急停車駅、6位の「清瀬駅(清瀬市)」(708件)と7位の「恋ヶ窪駅(国分寺市)」(678件)はターミナル駅まで30~40分でアクセス可能であることから同サイトは、「首都圏の鉄道の運行本数は国内でもトップクラスのため、エリアを23区内に限定せずアクセスの良さに着目することで、予算内の希望条件にあう住まいも十分に探せる」とコメントしています。

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