コカ・コーラ、お小遣いで“箱買い”した小学生「家族に売って稼ぐぞ~」→欲望に勝てずごくごく、プハー!→気になる収支は?
「家族にコーラを売りつけて稼ぐぞ!」。小学4年生の女子がお小遣いをもとに始めたビジネスの微笑ましい展開にXユーザーがほっこりしています。コーラを箱買いしたのですが、その日のうちに1本、翌日に1本と商品を飲んでしまったことを出納帳に記録。売り上げが気になりますが、商いは正直が一番です!
「夏休みに娘が貯めてたお小遣いでコーラを箱買いして家族に売りつける商売始めたんですけど、出納帳見たらめちゃくちゃ欲望に負けてて笑ってる」
画家の田中ラオウさんが自身のアカウント(@raoutanaka)が公開した出納帳を見ると、8月10日に350mlコーラ24(本)を仕入れ1本120円で販売しましたが、10、11、16、18、26日と飲んでしまったようです。正直すぎる申告は22万超のいい値を集め、「欲望に忠実で可愛いですね」「日付からかっとうを感じる」「落語の花見酒っぽくてめっちゃ好き」など微笑ましいコメントが続出。コカ・コーラ公式Xも「コークファミリーへようこそ」と反応しています。田中ラオウさんに聞きました。
ーー花さんはどんなお子さんですか
「運動とモノづくりが好きな小学生です。勉強はあまり好きじゃないようです」
ーー売るためのプロモーションにも力入れてます!
「コーラを仕入れた日の夜に母親の前で「家族なのにお金取るのってどうなんだろう」と葛藤してたようなんですが、次の日にノリノリのCM動画が家族LINEに送られてきました。ゴクゴク飲み干した後に「プハー 夏はやっぱりコカコーラ」とか言うベタなやつです。最後にガタガタのロゴが画面に出てきて笑いました。あの葛藤はなんだったんだと大笑いしました」
気になる収支ですが売り上げは2400円。仕入れ値の1814円を差し引くと586円の黒字だったそうです。利益が出て良かった!花さんのお父さんは「利益が586円で最初の計画の半分の利益ですが本人思ったより大喜びしてます。暖かい反応をしてくださった皆様ありがとうございました」と投稿しています。
田中ラオウさんは、カリカチュア(戯画)アーティストとしてキャリアをスタートさせ、2014年には米ネバダ州であったカリカチュアの世界大会で優勝。その後、主に動物画を描く画家に転身し、似顔絵も描いています。
(まいどなニュース・竹内 章)