太古の昔から蘇った獰猛なサメが温泉地に襲来!? クラファンで1000万円を調達した純国産サメ映画「温泉シャーク」に注目せよ
温泉地で湯治客が次々とサメに襲われる映画「温泉シャーク」のプロジェクトが進行中だ。今年6月から7月にかけて実施したクラウドファンディング(CF)では、好事家たちから1104万6100円を調達。9月下旬には、福島県須賀川市の協力を得て特撮シーンの撮影を行うという。
【映画概要】
映画「温泉シャーク」は純国産のサメ映画で、ジャンルは特撮アクション。脚本・監督は「全国自主怪獣選手権」2連覇を果たした井上森人氏。サメ映画バイヤーのサメ映画ルーキー氏の協力で制作することになったという。楽曲制作は神馬譲氏、テーマ曲は神馬氏とボーカリストkui.との音楽ユニット「Storytellings」音楽ユニットが担当する。
【あらすじ】
S県暑海市では、温泉客が忽然と姿を消す連続失踪事件が発生していた。しかも被害者はその後、海でサメに襲われた遺体として発見されるのであった。捜査に乗り出した警察署長は、太古の昔から蘇った獰猛なサメが暑海各地の温泉で人々を襲っている事実を突き止めるのだが…。暑海市と凶暴サメの戦いが今、始まる!
◇ ◇
「温泉シャーク」は特撮(ミニチュアやギニョール、爆破)を駆使して制作。特撮撮影は、ゴジラやウルトラマンなどの作品で知られる“特撮の父”円谷英二監督の故郷・須賀川市で9月下旬に実施する。さらに10月8日には、ロケ地である熱海でエキストラシーンの追加撮影も行う予定だ。
関係者は「サメと人類との対決シーンは、マッチョや特殊潜水艇など、サメ映画ファンはもちろん、特撮ファンにも楽しんでもらえる映像に仕上げます。温泉シャークの実物大の尾びれ、背びれのほか、操作できるサメの顔のギニョール、サメに対抗する特殊潜水艇などを制作して撮影します。サメ映画マニアの方には、おなじみのサメ映画ルーキーさんのお力添えを頂き、完成した作品は日本国内でのイベントや上映はもちろん、英語字幕制作を行い、国内外の映画祭出品と海外市場でのソフト流通を目指します」と力を込める。
【制作状況】
2023年9月現在、主なドラマパートの撮影は終了。ロケ地は、静岡・熱海市。特撮シーンの撮影を福島・須賀川で実施する準備を進めている。ポストプロダクション作業も並行して進行中。2023年11月27日(世界サメの日)に、配信にて世界最速初号試写会をCFのリターンとして実施予定。映画本編は年内に完成させ、2024年の本格的な公開を目指す。
【エキストラ参加者募集】
さらなるクオリティ向上のために、エキストラを入れてのシーンを追加撮影。「サメの脅威に逃げ惑う人々」のシーンを、第6回熱海怪獣映画祭の協力を得て、下記の内容で実施する。
日時:2023年10月8日(日)9:00~10:00
集合9:00 小雨天決行・悪天中止
場所:静岡県熱海市
参加費:無料 参加者には記念品あり
服装:初夏のイメージで、各自で夏服を用意する
※キャラクターやブランドロゴが大きく入ったものはNG
※走りやすい靴を履いてくること
18歳未満の場合は、保護者と一緒に参加。集合場所など詳細は、申込みフォームで確認を。
【海外展開】
国内のCFで大成功をおさめた本作。海外展開を目指して、国外のCFを活用して、海外のサメ映画ファンや特撮映画ファン、日本映画ファンに向けて支援を呼びかける。2023年11月~12月で実施予定。集まった資金は、英語版の制作費や海外の映画祭に出品する費用に充てる。
その他、詳しい情報は「温泉シャーク」公式アカウント(@hotspringshark)で。