過去には死者も 阪神ファンの「道頓堀ダイブ」 府知事は現場中継の自重求める 「飛び込んだら球場出禁にして」
プロ野球阪神は9月12日、甲子園球場で行われた巨人戦に1-0で勝利して9連勝。マジックを3に減らし、いよいよ「アレ」が目前に迫ってきた。そんな中、大阪・ミナミの道頓堀川周辺で、興奮したファンらが川に飛び込まないよう行政や警察が警戒感を強めている。
2003年の阪神優勝時には、当時20代の男性がダイブした際におぼれて死亡する事故も起きた。その後の05年の優勝、14年のクライマックスシリーズ突破時にも、飛び込む人が相次いだ。
大阪府警は周辺での警戒を強めるとしており、吉村洋文知事も12日に自身のX(旧ツイッター)で注意喚起。「阪神がアレでもソノ日が来ても、道頓堀川には飛び込まないで下さい。危険です」「過去には死亡事案も発生してます」と警告。メディアに対しても、「中継で『今、飛び込みました!』とかはやめて下さい」と呼びかけた。
Xでは「飛び込みは迷惑で大反対」「飛び込んだら球場出禁にしてもいいぐらい」といった声があった。