「もし自分が買うなら…」新築マンション営業担当者の本音 デベロッパーは「パークシリーズ」、首都圏での希望エリアは「横浜」が1位に

新築マンション販売員のみなさんが、もし自分が新築マンションを買うとしたら、どのエリアを選ぶのでしょうか。株式会社スタイルポート(東京都渋谷区)が、新築分譲マンションの営業担当者110人を対象に、「販売員のマンション選び」の本音調査を実施したところ、「横浜」が1位となりました。

調査は2023年8月にインターネットで実施されました。

まず、「住居用にマンション購入を行うとしたら、どのような物件を選びますか」と聞いたところ、77.3%の人が「新築マンション」と回答しました。

さらに、「マンション選びを行う際の首都圏での希望エリア」については、1位「横浜」(17.3%)、2位「吉祥寺」(14.5%)、3位「恵比寿」(11.8%)、同率4位「目黒」「中目黒」(いずれも10.9%)などが上位に挙げられました。

また、「マンション選びを行う際にどのようなマンションデベロッパーを選びたいと思いますか」と複数回答可で聞いたところ、「パークシリーズ(三井不動産レジデンシャル)」(46.4%)、「ザ・パークハウスシリーズ(三菱地所レジデンス)」(38.2%)、「プラウドシリーズ(野村不動産)」(30.0%)などが上位となりました。

続いて、「住居用にマンション選びを行う場合に、重視する点や念入りに確認したい点」を複数回答で教えてもらったところ、「価格」(55.5%)、「間取りプラン」(38.2%)、「周辺環境」(28.2%)、「交通の利便性」(26.4%)、「生活環境」(23.6%)などが上位に並んだほか、自由回答では「日当たりと風通し」(55歳)、「収納の充実度」(62歳)、「防犯」(51歳)、「雑な施工会社が多い為、保証内容や補修内容が充実しているかどうか」(35歳)、「管理会社の管理方法や業績。周辺地域について」(39歳)などの意見が寄せられました。

また、「物件情報が記載された資料」については、58.2%の人が「デジタル/電子データを希望する」と回答しています。

さらに、「特にモデルルームで確認したい点」を教えてもらったところ、「設備の仕様」(24.5%)、「生活動線」(17.3%)、「仕上げの仕様、素材の質感」(17.3%)、「収納の大きさ、広さ」(15.5%)、「梁や柱の形状」(13.6%)などを挙げており、73.6%の販売員が「間取りをVR内覧できるとしても、モデルルームは必要だと思う」と回答しています。

最後に、「2023年下半期のマンションの価格予想」については、71.8%の販売員が「高騰する」(大きく高騰する:19.1%・やや高騰する:52.7%)と回答。

ちなみに、「マンションの市場を理解するために参考にしている情報源」を複数回答で教えてもらったところ、「一般紙(日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞等)」(36.4%)、「不動産経済新聞」(27.3%)、「住宅新報」(27.3%)が上位に挙げられたほか、自由回答では「建通新聞」(54歳)、「住宅ポータルサイト」(43歳)、「業界アプリ」(64歳)、「同業者からの情報」(48歳)などの回答も寄せられたそうです。

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