ペットと一緒に介護施設で暮らしたい→受け入れ可能な施設は限定的 全国平均7.2% 14の県はゼロ

ペットと入居できる介護施設が多い都道府県はどこなのでしょうか。老人ホームポータルサイト『LIFULL 介護』を運営する、株式会社LIFULL senior(ライフル シニア/東京都千代田区)が、このほど発表した「ペットと入居できる介護施設の割合が多い都道府県ランキング」によると、「岡山県」が1位となりました。

調査は、2023年8月に同サイトで情報公開されている施設の中で、介護施設が50施設以上ある都道府県を集計し、ランキング化したといいます。

「ペットと入居できる介護施設の割合が多い都道府県」ランキング結果の上位を見ると、1位「岡山県」(24.1%)、2位「大阪府」(13.3%)、3位「愛知県」(13.0%)、4位「東京都」(12.5%)、5位「京都府」(12.2%)という結果になりました。

ちなみに、ペットと入居できる施設の全国平均割合は7.2%。0%の県は14ほどあり、まだまだペットと入居できる施設を見つけることの難しさが見受けられました。

調査結果を踏まえて同社は、「同県は犬の飼育率が5.4%で、全国平均5.0%を上回っています(※)。この飼育率の情報から見ても、ペットと生活をし続ける意識が地域の文化として根付いているのかもしれません。また、首都圏以外ではあまり多くないペットと入居ができるサービス付き高齢者向け住宅があるのも特徴です」とコメントしています。

(※)犬の飼育率:厚労省「都道府県別の犬の登録頭数」(2021年)を総務省「人口推計」(2021年)で割って算出

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