話題沸騰のパインアメ、川の中から150個見つかるミステリー 「阪神優勝と関係ありそう」

 川で生き物探しをしていた大学生が発見したのは、希少種の生物ではなく、大量のパインアメだったーー。鳥取県内の大学に通う「モクズガニ」さん(18)は9月16日、兵庫県神戸市内の河川の中から、大量のパインアメを発見しました。数にして約150個。パインアメといえば、18年ぶりにリーグ優勝を果たした阪神タイガースの岡田監督の大好物として知られています。阪神優勝の影響がこんなところまで!?

■発見者「車の荷台から落ちたのでは」

 モクズガニさんは、幼い頃から生き物が大好きで、小学生時代には在来種や絶滅危惧種の保全を行う団体に入り、外来種の駆除活動などを行っていたほど。地元神戸に帰省中だったこの日も、時間を見つけてタモ網片手に川へ。そこで思わぬ発見をしたのです。

 モクズガニさんに話を聞きました。

──発見したときの状況は。

 「ダンボール箱の下に潜んでいるであろう生き物を追い込んで捕まえようと、同行者の方が箱を持ち上げました。何も入っていないだろうと思っていましたが、個包装のパインアメがびっしりと入っていました。箱はひっくり返り、少し潰れていました。川に放置しておくとゴミになるので、同行者の方が全て持ち帰りました」

──パインアメはどこから来たと思いますか。

 「川のすぐ上流側に交通量のある橋が架かっていて、そこから自転車やトラックの荷台に積まれていたものがたまたま川に落ちたのだと私は思っています。川は全体的に遠浅で、基本的には膝下くらいまでの水深しかありません。その橋から上流数kmは河川敷を散歩する方がたまに通るくらい。雨も降っていないので流されて来ないだろうと」

──阪神の岡田監督の大好物としても、連日取り上げられていたタイミングでした。

 「投稿後に寄せられたコメントでも、阪神ファンの方が応援グッズとして大量に買っているという話もあり、その関係という説も…。こればっかりは謎です」

     ◇

 SNS上では「これはびっくり」「どうしてこうなった」「阪神の優勝と関係ありそう」「野生のパインアメですね」などと驚きの声が広がっています。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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