弁護士の平均年収は20代で「760万円」…30代、40代ではいくらになるのか?
株式会社MS-Japan(東京都千代田区)が運営する、管理部門・士業の総合転職サービス『MS Career(エムエスキャリア)』は、人材紹介サービス『MS Agent』に登録のあった弁護士を対象とした「弁護士の雇用実態2023」を発表しました。その結果、弁護士の平均年収は20代で「760万円」、40代後半で「1153万円」であることが分かりました。
調査は2022年7月~2023年6月の期間にインターネットで実施されました。
まず、弁護士の「所属業種の割合」を調べたところ、60.4%が「法律事務所」、38.1%が「インハウス(※)」となりました。
(※)弁護士法人を除く一般企業、あるいは学校法人や公益法人、行政機関などに所属し、役員や社員として働くこと
次に、「弁護士の年代別平均年収」を調査したところ、20代で「760万円」、30代前半で「878万円」、30代後半で「903万円」、40代前半で「1022万円」、40代後半で「1153万円」となり、年代が上がるに伴い、平均年収も上がっていることが分かりました。また、業種別でみると、「法律事務所」は「958万円」、「インハウス」では「926万円」となり、法律事務所が32万円ほど高い結果となりました。