クリームシチューのおともは、ごはん or パン?上からかけるそれとも分ける?地域・年代による違いが鮮明に
食品メーカーの「ハウス食品」(本社:東京都千代田区)が、クリームシチューを食べる10~60代の男女8460人を対象に、クリームシチューの食べ方にまつわるインターネット調査を実施。
家庭でクリームシチューを食べる時、一緒に食べる主食についての調査では、66.4%が「ごはんと食べることが多い」、21.5%が「パンと食べることが多い」、10.7%が「ごはんやパンはなしでシチューだけで食べることが多い」という結果になりました。
さらに、お米の産地として広く知られる県では特に「ごはん派」が多いようで、新潟県では80.0%、富山県では78.9%、岩手県では77.2%など、米どころが上位に名を連ねています。
一方で、「パン派」が多い都道府県トップ3は、東京都が32.8%、神奈川県が31.7%、大阪府が30.6%など都市部が上位に来る結果となりました。さらに、クリームシチューの具材にご当地食材や食文化が反映されている地域もあり、広島県は牡蠣使用率が1位、長野県はしめじ使用率が1位という結果も。
また、前問で「ごはんと食べることが多い」と答えた「ごはん派」5617人を対象に、家庭でクリームシチューを食べる時の食べ方を聞くと、ごはんと分けて食べることが多い「分ける派」が68.0%、ごはんにかけて食べることが多い「かける派」が32.0%と、分けて食べる派が優勢に。
それぞれの理由として、分ける派からは「シチューはかけるものではない」「主食とは分けた方がおいしいです」「シチューそのものを味わいたいので」、かける派からは「洗い物が減るから」「カレーと似ているから」「SNSでかけて食べるのを見たから」といった声があがっています。
年代別に見てみると、50代では「分ける派」が76.0%、60代では87.0%と、年代が上がるにつれ「分ける派」の割合が高くなっています。一方で20代では「かける派」が44.3%、10代に至っては51.3%と半数を超え、年代による食べ方の違いも大きいようです。若い世代で「かける派」が多いことから、今後さらに「かける派」が拡大していくのかもしれません。
ハウス食品では「北海道シチュー」など定番商品のほか、「かけシチュー」を推奨した新商品の「カルボシチュー」など、さまざまなタイプのクリームシチューを製造・販売しています。