【漫画】亡くなった愛犬が先代の犬と会った話 「なんてうれしい出会い」「笑いながら泣ける」
「松本ひで吉(@hidekiccan)」さんの漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』に登場するいつもニコニコ「犬くん」と、クールな「猫さま」は、兄弟のように仲良し。そんな2匹はともに13歳でお空に行ってしまいましたが、現在もときどき漫画が更新されています。
犬くんと猫さまの漫画は、このところ2頭身で描かれていて、どこかお空の世界を想像する内容です。「二足歩行キャラになると自由度が高くてとても楽しいです。彼らの個性がはじけているような気がして、描いていてふふってなります」と、松本さんも描くことを楽しまれているそう。今回は、1匹のワンコが新しく登場しました。そのワンコとは!?
■しっぽからコッペパンを出す柴犬…お空の世界ならできそう!
犬くんが草原のようなところを歩いていると、茶色の柴犬のようなワンコが「こんにちは」と声をかけてきて、コッペパンをくれました。犬くんは、尻尾をブンブン振って大喜びします。
コッペパンを食べながら「おばさん、だぁれ?」と聞くと、そのワンコは「わたしは、しば」と答えます。今度は「あなたは?」と聞かれた犬くんが、元気よく「ぼくです!!」と答えました。
やがて、以前と同じように後先考えずにパンを食べてお腹をパンパンにした犬くんが、なぜか「もっとください」としばさんにお願いします。
するとしばさんは「しっぽから いくらでも でてくるわ」と、コッペパンを出してくれました。もらったパンを持ちながら「ぼくのともだち、パンが大好きなんです」と犬くん。「すてきね」「おともだちのおはなしきかせて」としばさんがいうと、犬くんが「えっとねー」と楽しそうにお話を始めます。
この漫画に、いろいろな背景が想像できて「笑いながら泣ける、、(´;ω;`)」「とてもほっこり(´ー`) 癒やされます」と大きな反響がありました。
新しく登場したしばさんは、「母性溢れる忠義者でおなじみのあのしばさんです」(松本さん)。漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』に、これまでときどき登場していた先先代のしばさんは、松本さんが小学生の頃に保護したワンコです。犬くんも猫さまも、しばさんには会ったことがありません。
「あなたは武士の柴さんっ!! あぁ、なんてうれしい出会い」
「これからお姉ちゃんに飼われてた子達が集結し」
「きっとおねえちゃんの話でも盛り上がるんだろうな…(´•ω•̥`)」
「もしかして、あの武士のような柴さんでしょうか お盆で戻ってくる道中に出逢ったのかな。目的地が一緒だもんね」
リプ欄の声を見ると、ファンの方も嬉しそうです。また、パンが大好きな猫さまのために、ちゃんとパンをもらっているらしいことに「犬くん、本当に可愛い お友達思いの優しい子」とほっこりした空気も流れました。松本さんにお話を聞きました。
──先先代のしばさんの尻尾は、コッペパンみたいだと思われていたのですか?
ずーっと思っていました。粉雪が降りかかるとお砂糖がけの揚げパンみたいだし、まきしっぽはベーグルだし、本当にわんこのお尻はすてきです。
──歩いている後ろ姿もたまりませんよね。ちょうどお盆の頃の投稿でしたから、歴代ワンコたちが出会っているかもしれないと皆さん想像されていました。
そういえばお盆だったなと、描いた後から気が付きました。出会ってるかなぁ。
──漫画のあと、「お盆なので猫さまにパンをそなえるけど、犬くんは何でも大好きだったからどうするかな。。」と投稿されていました。「おそろいのパンで」と言うコメントが多かったようですが、何にされたのですか?
リプライからいろんなアイデアをいただき、犬くんへは「ほめること」にいたしました。いっぱい犬くんの素敵だったお話をしました。もちろん猫さまも先代たちも。たくさんの思い出話をしました。素敵な時間をありがとうございます。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)