【ガソリン価格高騰時代】カーオーナー1179人が答えた節約術 毎月のガソリン代は「8000円以上」が最多
高騰が続くガソリン価格。政府からガソリン等価格抑制の補助金が投入されたものの、現在も170円台ほどで高止まりしています。そこで、車を所有している全国の男女1179人を対象に「ガソリン代」に関する調査をしたところ、約8割の人が「ガソリン価格の高騰が生活を圧迫している」と回答しました。また、毎月のガソリン代は「8000円以上」が最多となりました。
カーリース月額定額サービス『おトクにマイカー 定額カルモくん』を運営するナイル株式会社(東京都品川区)が、2023年9月にインターネットで実施した調査です。
調査によると、全体の97.6%が「ガソリン代が高いと感じる」と回答。そのうち、79.5%の人が「ガソリン価格の高騰が生活を圧迫している」と答えています。
そこで、「毎月のガソリン代」を教えてもらったところ、「8001円以上」(41.6%)が最多に。以下、「4001円~6000円」(21.7%)、「6001円~8000円」(19.1%)と続きました。なお、総務省の「家計調査 家計収支編 詳細結果表」によると、2021年のガソリン代の全国平均は年間「5万9446円」で、ひと月あたりでは「約4954円」とされていますが、実際はさらに負担額が増えていることが分かりました。
次に、全回答者に対して、「ガソリン代を節約するために何か対策をしていますか」と聞いたところ、55.5%の人が「対策している」と回答した一方で、「対策していない」(44.5%)と答えた人も4割強いることが分かりました。
さらに、「ガソリン代を節約するために対策している」と答えた人に、具体的な対策を教えてもらったところ、「電車や自転車に乗る」や「買い物はまとめて済ます」など、車以外の移動手段を使ったり、効率よく予定を組んだりする「使用頻度を減らす」(59.7%)が最多となりました。
次いで、「燃費の良い運転を心掛ける」や「急発進を行なわない」など、運転の仕方を見直すといった「アイドリング・エコ運転」が15.7%、「ガソリンを安くいれる」が9.9%で続く結果となりました。なお、「その他」(2.3%)には、「車両荷重の軽減するため無駄な荷物を下ろす」「燃費のいいタイヤに交換」といった意見も挙げられていました。
最後に、「ガソリン代が生活を圧迫している」と答えた人に対して、「燃費のいい車やハイブリッド車に乗りたいと思いますか」と聞いたところ、「乗りたい」が58.5%、「乗りたいと思わない」が41.5%という結果となりました。