庭の祠で雨宿りをしていた子猫を保護 食いしん坊なお転婆に成長、先輩猫と姉妹のように
■雨宿りをしていた子猫
ユズちゃん(4歳・メス)は、2019年6月、群馬県在住のKさん宅の庭に現れた。
「庭のお稲荷さんの祠で雨宿りをしていました。生後2ヶ月くらいでした。我が家では4匹目の猫になるのですが、妹が惚れ込み保護することにしました」
ユズちゃんはまだ子猫だったが、捕獲は難航した。近寄ると逃げてしまうので、Kさんは保護団体から捕獲機を借りて保護したという。
■甘えん坊のツンデレ姫
先住猫のノアちゃんを保護した時と同じように、Kさんは和室にケージを設置して、しばらくそこにユズちゃんを住まわせた。元気で食欲もりもり、よく食べる子だったという。今でも食い意地が張っていて、おもちゃの鳥の羽は目を離すと食べてしまう。
「とにかくなんでも食べようとして、小さい時は歯磨き粉用の粉末の袋を破いてあたり一面に散らばっていたこともあります。お転婆っぷりもノアと同じ。ノアもユズもよくケージから抜け出していました」
5匹の猫のうち1番の甘えん坊だがツンデレ猫。おもちゃで遊ぶのが好きで一人遊びが上手だ。先住猫のノアちゃんのことを遊び相手ではなく獲物のように思っている節もあるが、2匹は姉妹のように仲良しだ。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)