高級レンタカーを海に入れポーズ…宮古島で浮かれる集団「廃車になりかねない」 ”犯人“と連絡つかず運営会社困惑
サンゴ礁が美しい宮古島(沖縄県宮古島市)で、高級レンタカーを利用者が海に入れている動画が拡散され、批判が殺到している。車を貸し出していたレンタカーショップは公式X(旧ツイッター)で、こうした迷惑行為について注意を呼び掛けた。
動画は近くにいた人が撮影したもので、9月下旬ごろから拡散。新車価格800万円以上するジープの「ラングラー」を海に入れ、若い男女6人がはしゃいでいる。うち1人の男性が車の上に乗り、ポーズを取っている様子も確認できる。Xでは「廃車になりかねない」「常識がなさ過ぎる」と批判が殺到した。
貸し出していた「宮古島エアレンタカー」によると、車の部品は洗浄して何とか貸し出せる状態にはなったという。洗浄する際にかかった費用を利用者に請求する考えで何度か電話しているものの、連絡がつかず、弁護士に相談している段階だ。
同社のオーナーは「車の部品は海水に弱く、洗浄やメンテナンスが必要になる」とし「私たちも、レンタル中の様子をずっとチェックできるわけではないので…こうした行動はどうか控えてほしい」と話している。
(まいどなニュース・小森 有喜)