「ママ、毎日大変でしょ」8人家族の小2次男が小さな手で一生懸命作った“おにぎり定食” 「まって泣いちゃう」「おいしいに決まってる」と大反響
6人を子育て中のママ「ともちゃ」さん(@tomocha_kabu)がSNSに投稿した朝食写真がネット上で話題を呼んでいます。メニューはちょっとふぞろいなおにぎりと、ハムとウインナー炒め。作ったのは小学2年生の次男さん(8)。早朝からお弁当と朝食作りに忙しい母親を思いやり、1時間も早起きして作った愛情たっぷりのワンプレートです。
■「ぼく1人で作りたいから手出さないでね」
ともちゃさんは8人家族。夫婦には6歳から17歳までの6人の子どもがいます。
この日、ともちゃさんはいつものように朝5時半に起床。台所でお弁当の準備をしていると、5番目の子ども、次男さんが起きてきて「きょうはぼくが朝ごはん作るよ」。ともちゃさんが驚くと、「ママ、毎日大変でしょ。今日はぼくにまかせておいて。ぼく1人で作りたいから手出さないで横で見ててね」と朝食の準備を始めました。
はじめはおにぎりを三角形に握る作業に苦戦しましたが、途中からはコツをつかみ、みるみる上達。「あとはお姉ちゃんが好きなハムとウインナーを焼くよ」とお姉ちゃん思いな面も見せました。
「小さな手で一生懸命作っている姿は尊く感動でした。途中、手を出しそうになったら怒られましたが(笑)。盛り付けまで意識してお皿に並べているところは本当にすごいなと思いました」(ともちゃさん)
■お姉ちゃんたちも大喜び「もうシェフやん!」
きょうだいたちも「かわいくて、やさしいおにぎり」と朝から大盛り上がり。長女さんは「え!これ1人で作ったん?めちゃくちゃすごいやん!私よりすごい!!」、次女さんは「すげー!もうシェフやん!おいしそう」、長男さんは「すごっ!!」など。それでも次男さんはおにぎりの形にまだまだ納得がいっていないようで、「次はがんばる」とリベンジを誓っているそうです。
次男さんは日頃から積極的に両親の手伝いをしており、食卓の片付けや洗濯干し、休日には風呂そうじや庭の草抜きまで。「息子の思いやりのある行動力に正直、親の私たちも驚いています」。小学校では明るく活発で正義感が強いタイプですが、家の中では8歳らしい一面も見せ、「まだまだ甘えん坊でパパママに引っ付いてばかりです(笑)」。
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投稿はインプレッション(表示回数)が1630万回を超え、いいねの数も約30万件という反響の大きさ。SNSユーザーらは「まって泣いちゃう」「小さい手で一生懸命握ったんだろうね」「おいしいに決まってます」「次男くんステキ」などと感心しきりです。
(まいどなニュース・金井 かおる)