ワクチン注射から逃げ出してガラス戸に激突!? 元気すぎる子猫を迎え、賑やかな日々
■子猫がたくさん生まれたが飼えない
こじろうくん(生後6カ月・オス)は、広島県福山市に住む「ねこのこたろう」さん夫妻と暮らしている。ねこのこたろうさんは、2023年4月下旬にYouTubeでこじろうくんと出会い、5月3日に彼を家族に迎えた。迎えた当時は生後2カ月ほどの子猫だった。
ねこのこたろうさんが猫を飼うことを決意した背景には、夫妻が共働きで仕事に出かけている間、先住猫のこたろうくん1匹では寂しいと感じたことがあった。YouTubeの猫動画を観ているうちに、多頭飼いを考えるようになり、その運命的な出会いがあったという。
「友人のぎょうちゃんという猫好きの男性から、『スコティッシュフォールドの子猫が何匹か生まれたが、多頭飼いなので飼い切れない』というDMがInstagramに届きました。すぐにうちで飼うと決断し、新幹線に乗って福岡までこじろうを迎えに行きました」
■家中を駆け回る元気な子猫
初めておうちに迎えた日、こじろうくんは元気いっぱいで、ケージが置いてある寝室を探検した。彼は物怖じせず、新しい環境を楽しんでいた。こじろうくんという名前は、先住猫のこたろうくんと似た雰囲気を持つ名前を付けたいと思ったからだ。友人たちからは、「三男はこさぶろうだね」と冗談交じりに言われることもあるそうだ。
こじろうくんは怖いもの知らずで、ケージから出すと家中を駆け回る。
「抱っこされるとおとなしくしてくれるかわいい性格です。ワクチン注射で動物病院に行った際、キャリーの窓を少し開けたところ、こじろうは突然逃げ出し、病院の奥に駆けて行き、ガラス戸にぶつかってしまったという出来事がありました。今では笑い話となっていますが、その時は大変でした」
最近、ねこのこたろうさんはこたろうとこじろうを対面させてお互いに遊ばせている。こじろうくんは好奇心旺盛で、ビビりなこたろうくんを追いかけ回す日々を楽しんでいる。元気すぎるのか、トイレでは砂をかける勢いでうんちがトイレの外に飛んでしまうことがあり、ねこのこたろうさんを笑わせている。
犬と猫を多頭飼いするこたろうさんの生活は賑やかで、子どものようなこたろうくんとこじろうくんからたくさんの癒しをもらっているという。愛猫たちとの日々は素晴らしい経験となり、幸せを与えてくれている。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)