「置き配に閉じ込められた」家の中から玄関ドアが開かず大ピンチ! SOSの体験談も続々「知人に」「管理会社に」
玄関前に荷物を置く「置き配」サービス。対面せずに荷物が受け取れる便利さから、コロナ禍をきっかけに利用が広がっています。しかし、置き配の荷物のせいで思わぬ大ピンチに見舞われた人がいます。
■ドアの隙間から見えたのは…大きな段ボール
大学生の「むく」さん(@fWAIAN4g0HBWkco)はこの日、大学へ行くために玄関を出ようとすると、ドアが動かないことに気付きました。ドアノブは動くものの、扉が開かないのです。「急いでいたので、あわてて数回ガチャガチャしました」。やっとできたわずかな隙間からは大きな段ボールが見え「焦りました」。
すぐに気を取り直し、脱出方法を考えました。
むくさんが選んだ手段はベランダ側からの脱出。カバンやスマホ、家の鍵を持ち、地上に降りたそうです。「(具体的なフロア数は)住所を特定されたくないため伏せますが、(安全に)出ることができました」(むくさん)
玄関前にまわると、扉の前に段ボールが倒れていました。箱は玄関前の空間にぴったりとフィットするサイズ。中身は大きな額縁でした。
配達完了を知らせる写真には立てかけられた様子が写っていたため、何かの拍子で倒れ、ドアを塞いでしまったと考えられそうです。
むくさんは配達時の写真も公開し、「もとはこうだったみたい 滑って倒れただけなので配達員は悪くないやつだ」と配達員をフォロー。「とりあえず遅刻にならなかったので良かったです。まあ、面白かったから良しですね」と話しました。
■SNSには体験談多数…もし閉じ込められたら?
むくさんは自身のX(ツイッター)に今回の出来事を投稿すると、瞬く間に拡散。インプレッション(表示回数)は715万回、10万を超えるいいねがつく反響の大きさです。
SNSユーザーからは「最初は立ててあったんだろうね」「シンデレラフィット」「こんな偶然、嫌ですね」「置き配が普及すると今後も似たケースが増えそう」「室内のトイレで似た話があった」などの反応が寄せられています。
また、同じような体験をした人も多く、「先月似たことがありました」「知人に連絡して助けてもらった」「管理会社に連絡した」「警備会社に来てもらいました」「水のケースを積まれてドアが中から開かなかった」という声も。
ドアの開閉部分の床に「ここには置かないでください」と張り紙などをし、自衛策を取る人もいました。
(まいどなニュース・金井 かおる)