「わあああ!」公園の奥からおばあちゃん2人の悲鳴→まさかの光景に「一緒に挑戦…最高」「こんな年の重ね方したい」
公園を訪れていた高齢女性2人組の行動が、ネット上で大きな話題になっています。
イラストレーターとして活躍する「さざなみ」さんは先日、次女と一緒に公園へ出かけました。園内を歩いていると、60代ぐらいの女性2人組とすれ違います。数分後、ガラガラガラという大きな音と、「わあああ!」という女性の悲鳴が。急いで振り向くと、先ほどの2人がすべり台を滑る姿が目に飛び込んできました。叫び声はやがて笑い声に変わり、「意外と速いわー」「お尻がしびれるわね」。
さざなみさんはこの出来事を漫画に描き、自身のSNSに投稿すると、瞬く間に拡散。ユーザーからは「いいなあー」「私もこんな年の重ね方したい」「老後はこうなりたい」などの反応が寄せられています。
■「思い出すたび前向きになれる出来事」
2人を目撃した、さざなみさんにお話を聞きました。
──悲鳴に驚いたのでは。
「はじめは、おふたりのどちらかが転んだのだと思いました。(2人で滑る姿に)心動かされました。どちらか1人ではなく、2人で一緒に滑っているというところもすてきでした」
──すぐ漫画に描こうと。
「思い出すたびに非常に前向きになれる出来事でしたので、誰かに伝えたくなりました。私がその年齢になったとき、長い長いすべり台を滑れるだろうか、そのとき一緒に滑ってくれるお友達はいるだろうか、など想像してワクワクしました」
完成した作品は自身のSNSで公開し、「孫のためでも何でもなく、単に楽しいからって理由で。しかも、一緒に挑戦してくれるお友達もいるなんて、最高。私もあんなふうになりたい、と強く思った光景でした」と解説しました。
──大きな反響です。
「こんなふうに年を取りたいと多くの人が感じているようです。私と同じように、自分も絶対あれと同じことをするんだとワクワクしている人もいました」
さざなみさんは、偶然出会った好奇心旺盛な2人組のお陰で「将来の楽しみが増えてうれしいです」と話しています。
(まいどなニュース・金井 かおる)