「トマト高っ!」2個400円に驚くと、おじいさんが「見た?」 思いがけない一言とは「私も出くわしたい」

スーパーの野菜売り場でトマトを見てその値段に驚愕。思わず「高っ!」とつぶやいたら、知らないおじいさんが現れてこう言いました「見切り品の棚、見た?」。

X(旧Twitter)ユーザーのトリッシュ(@torish935)さんが投稿したエピソードが、1万いいねを獲得するなど注目を集めています。

トリッシュさんに声を掛けてきたのは、元八百屋さんだというおじいさんでした。「ジュクジュクしてそうで…」とトリッシュさんが手に取らなかった見切り品の棚から、おじいさんは元八百屋ならではの目利きでおいしいであろうトマトを2袋チョイスし、手渡してくれたといいます。

当時を振り返り、「たまたま寄ったスーパーで、子供達と明日の朝食べるトマトを選んでいました。2個400円の高さに驚いて、ぶつくさ言ってたんです」とトリッシュさん。

断念しようかと思っているところで、件の出来事があったそう。元八百屋のおじいさんは見切り品の棚を吟味し、「これとこれ、ぜったいおいしいよ」とにこやかに教えてくれました。

加えて、おじいさんは見切り品そのものについても教えてくれたそうで、トリッシュさんは「見切り品は、古いものばかりを並べてるんではなくて、陳列の時に落としたものや、見た目や形の悪いものもあるということを教えていただきました。いつもは見切り品コーナーを見ることがなかったので、とても勉強になりましたよ!」と振り返ります。

選んでもらったトマトはおじいさんの見立て通り、とても甘いうえに味もおいしく、トリッシュさんは「その目は確かだった!」とXに投稿。ポストは大きく拡散され、「その道のプロだったのか」「私もこんなおじいちゃんに出くわしたい」「見切り品って品定めするのが難しいよね~」とコメントが続々と届いています。

反響を受けて、トリッシュさんは「こんなに話題になるなんて思ってもいませんでした!私の些細な投稿で、見切り品コーナーを見る人がひとりでも増えたなら、無駄に捨てられる食品が少し減るのかもしれないな なんて、とても嬉しく思いました」とコメント。見切り品の棚には思わぬ掘り出しものがあるかも? 物価高騰で苦しい状況ですが、買い物中のささやかな楽しみになりそうです。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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