命に関わるアイテムを、トイレの壁に設置 「なるほどー」「大事!」「場所は床付近に」アドバイスも続々

 トイレで閉じ込められたら、誰にも気がついてもらえないかもしれない…そんな不安から設置したアイテムに注目が集まりました。

「トイレの壁にこれを下げた。一人暮らし初老の男性には命に関わるかもしれないアイテムだ。」

 こんなコメントとともに写真をポストしたのは、漫画家の田中圭一さんのXアカウント「はぁとふる倍国土(@keiichisennsei)」です。写真には、ホイッスル(笛)が壁に引っ掛けられている様子が写っています。

 ホイッスルは、「オートロックのマンションに一人暮らしなので、ドアが壊れて閉じ込められた際に周囲に危機を知らせる方法として」設置したそう。

 ホイッスルを吹いたら誰かに気がついてもらえそうですか?と、聞いてみたところ「トイレには窓がないので気づいてくれるかどうかはわかりません。深夜に吹けば近所迷惑なので気づく人もいるかも。なにもないよりマシだと思って設置しました」と田中さん。

 ちなみに田中さんは、トイレ以外の家の中はスマホを利用することとし、常に持ち歩く鞄にも同じホイッスルを入れているそう。

■「床の付近にかけてますか?」→「位置を変えます」

 また、「床の付近にかけてますか?」とコメントがあり、田中さんは「位置を変えます」とすぐに反応しています。

 このトイレにホイッスルを設置したというポストに、「大切な備えですね!」「備えが無いより全然良いですね」「コレは良いアイデアですね。早速我が家でも取り入れようかな。」「大事!!」「映画タイタニックでも凍えて声が出ないヒロインが笛で助かったんだっけ」「そのアイデア頂きます」など、自分や両親などのために設置を検討するという人の声がならびました。

 一方で、なるほどと思うようなアドバイスがたくさん寄せられています。

「可能であれば握るだけで音が出る電子ホイッスルとか線を引き抜くと音が出る防犯ブザータイプとかのがオススメです 息も絶え絶えの時に吹くの大変なこともあるので」

「Apple watchで転倒したら通報する機能を使えば座標データを含めてやってくれるので、気を失っていても安心」

「叫ぶより壁やものを叩く音の方が響きやすいってTVで見た事ある」

「個人的には、座った所の高さと床面付近(倒れた時用)の2箇所に設置するのがすごく良いと思います!」

「蛍光シール貼って置くと暗くなった時に、目に付きますね」

「ご近所さんに笛が聞こえたら119番してもらえるように話しておくと良いかもですね!」

「僕は薬アレルギーなので、救急搬送などで使用される薬によるアナフィラキシーショックを避けるために笛の中にそのような情報などを書き込んだメモ用紙を入れられる緊急笛をぶら下げています」

「うちは、オモチャのハンドベルをそこらじゅうに置きました。バネの先に金属球が付いているタイプです。想像以上の大音量でした」

「デイサービスで勤務してた時、トイレに卓上ベル置いてました。百均で売ってます」

 田中さんも「電気で動くものは電気が切れた際に役に立たないし、電子ホイッスルは電池が切れたら役に立たない。笛は電源も燃料も不要。おそらく10年後も普通に動作する。とはいえ、笛と併用は考えるべきだと思う。笛以外にも電子ブザーも併用します。また、アップルウォッチを使うと便利など有用なアドバイスを多数いただき参考になりました。ありがとうございました」と話しています。さまざまな状況が考えられますから、備えは複数用意できると安心ですね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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