哺乳瓶でミルクを飲む子猫を見守る猫さん 動物病院の日常に癒される「尊い姿」「残りを狙ってるw」
「みまもり」
動物病院の日常のひとコマを切り取った、なんとも心が癒される一枚の写真が投稿されました。産まれて間もない子猫が一生懸命ミルクを飲んでいるところを大きい猫さんが優しく見守っています。なんとも尊い光景ですね。
「見守りなんて素敵すぎる」
「尊い姿」
「沢山飲みなさいって言ってるのかな」
「視線が残りを狙ってるww」
猫さんの印象的な姿に感動する人、もしかするとちょっともらいたかったのか…と想像する人からコメントが寄せられましたが、真相はわかりません。
優しく見守っていた茶トラの猫さんのお名前はしんべぇくん。病院で暮らす推定7歳のオスです。面倒見がよく保護猫はもちろん保護犬ともよく遊んでくれるといいます。普段はほとんど病院内のどこか好きな所で寝ています。腹時計が正確なので、ご飯の時間になると起きてくるそうです。子猫の名前はまだ決まっておらず、生後は約2ヶ月の女の子です。
投稿された東京都足立区の「大師前どうぶつ病院」(@6pikkuOTUnlU9W6)スタッフである山本さんにお話を聞きました。
ーーどんな状況で撮影されたのでしょうか?
「子猫が患者さんの家の庭に迷い込み、半日経っても母猫が現れないため保護されて、病院に連れてこられました。連れてきた方は飼育できないため病院にてお預かりになりました。写真は4時間ごとの授乳中の写真です。しんべぇが寝ていたのに起き出して子猫がミルクを飲み終わるまで見ていました」
ーーこちらの写真のあとはどんな様子でしたか?
「しんべぇは何事もなかったように寝床に戻っていきました」
ーー普段から写真のようによく子猫を見守っているのでしょうか?
「はい、よく面倒をみてくれます」
ーー病院内には他にも動物がいるのですか?
「現在、病院で暮らしている猫は3匹です。普段はスタッフの犬が一緒に通勤しています」
「これから動物と暮らそうと考えている方は、里親になる選択をしていただけると嬉しいです。自分が動物と暮らせない環境だとしても知り合い1人1人に里親の制度を話してくれればそれもまた動物愛護になります。そうやって世の中がもっと優しい世界に変わってくれるといいなと思っています」と山本さんは話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・今田 哲平)