渋谷はハロウィン会場ではありません!…でもそれはそれとしてゴミ拾いはしマッチョ!? 筋肉自慢たちがハロウィン翌日の渋谷を大掃除するぞ

花見や花火大会など、様々なイベントが行われた翌日、頼まれもしないのにたくましい腕をむき出しにしながら会場のゴミ拾いをしてきたマッチョ集団が、またぞろ動き出そうとしている。そう、渋谷のハロウィンだ。年々トラブルや放置ゴミの問題が深刻化していることから、今年は渋谷区長が「渋谷はハロウィンイベントの会場ではない」「来ないでほしい」などと宣言して注目を集めたばかり。なのにマッチョたちは何故、ハロウィン翌日の渋谷でのゴミ拾いを企画するのか。

フィットネスブランド「VALX(バルクス)」を展開する株式会社レバレッジが、ハロウィン翌日の11月1日(水)に、渋谷を一緒に掃除してくれるマッチョの募集を開始。「トリック・オア・トレイニング」などと愉快なメッセージを掲げつつ、朝の6時半から、集まったマッチョたちと渋谷駅前やその周辺を掃除するという。

一方、渋谷駅前には今、「【注意】渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません。/NO EVENTS FOR HALLOWEEN ON SHIBUYA STREETS.」と書かれた巨大看板が、渋谷区によって設置されている。さらに渋谷区は、10月27日(金)~11月1日(水)の朝まで、渋谷駅周辺での路上飲酒を禁止。周辺のコンビニなどにも酒類販売の自粛を依頼しているという。

ゴミ拾いマッチョ、今年はさすがに必要ないなのでは?

「しかしながら…」とレバレッジの担当者は言う。「昨年も同様の注意を促していたにも関わらず、ハロウィンが明けた翌日には、路上のあちこちにゴミが散乱している状態でした」

さらにこう続けた。

「私たちは渋谷区に本社を構えているため、ハロウィンの動向についてはチェックしておりました。今年は区長が声明を出していたこともあり、渋谷区内では全面的にイベントが禁止されるのではないかと想定していたのですが、調べてみると、渋谷の商店街や各飲食店でもハロウィン絡みのイベントを行うことを告知していました。弊社としましては、区長の呼び掛けとは裏腹に、今年もおそらく渋谷にはハロウィン目当ての人が数多く訪れるだろうと考えております」

「渋谷に会社があるからこそ、翌日の街の汚れは十分理解している」と語る担当者。「少しでも渋谷の街の美しさを保てればと思い、本年も実施することを決定いたしました」と筋肉に力を込める。

参加費は無料。作業時間は1時間から1時間はん程度を予定している。筋肉がしっかり見える服装での参加が望ましい。詳しくはレバレッジの公式サイトやXアカウント(@leverage_pr24)で。

(まいどなニュース・黒川 裕生)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス