「マタニティフォトとしておソノさんやりたいな～と夫にチラッと話したら…」

ある家族の心温まる写真が、X（旧Twitter）で注目を集めています。投稿者で出産を間近に控えたmaki（@__2ub）さんは、スタジオジブリの人気作品『魔女の宅急便』に登場するキャラクターで、妊婦の「おソノさん」をイメージしたマタニティフォトを撮りたいと旦那さんに何気なく話していたそう。

すると、旦那さんはその要望に応え、同作で登場する「グーチョキパン店」をハイクオリティなセットで再現。細部まで作り込まれているセットは、すべて旦那さんが手作りで用意したものだといいます。衣装にもこだわりが感じられ、makiさんは念願のおソノさんに、旦那さんはおそのさんの夫であるフクオに、娘さんは大きなリボンを付けて主人公のキキになりきりました。

家族愛に溢れた写真には9万ものいいねがつき、ほかのXユーザーからは「めちゃくちゃ素敵！」「スタジオで撮影したのかと思った」「こんな旦那さん素敵だな～」と、絶賛の声が相次いでいます。

実は、まいどなニュースは以前もmakiさんに取材をしたことがありました。今から3年前のこと「どこにも遊びにいけないわたしたちのために」と、旦那さんがお家に夏祭りの出店セットや料理を作ってくれていたという投稿です。当時、投稿は23.5万いいねがつくほど話題となり、それに続き今回も旦那さんの愛が込められたセットや素敵な家族写真がXで話題になったのでした。

改めてmakiさんに旦那さんの人柄について伺ったところ、「本当に頼りになる夫でありパパだと思います。いつでも家族優先で、何も言わなくても先回りしていろいろと動いてくれます」とコメント。

パン屋のセットには娘さんも大喜びで、ごっこ遊びを楽しんでいたといいます。makiさん自身も「もしかしたらこれで最後の妊娠かもしれないので、憧れのマタニティフォトを家族で撮ることが出来てとても幸せでした。思い出になりました。夫がこだわって作ってくれたセットをたくさんの方に見てもらえて嬉しいです」と喜びを語りました。

その後、makiさんはXで無事元気な赤ちゃんを出産されたことを報告しています。makiさんは投稿内で家族の未来に思いを馳せ、「来年は4人でハロウィンパーティーだね」と記しました。

（まいどなニュース・門倉 早希）