ガソリン高騰 PHEVとEV、どっちを選ぶ? ドライバー531人の本音
みなさんは、「プラグインハイブリッド車(以下、PHEV)」と「電気自動車(以下、EV)」に対して、どのような意識を持っているのでしょうか。普段車を運転している全国の60歳以下の男女531人を対象に、「PHEVとEV」に関する調査を実施したところ、「PHEVやEVを購入したいと思う」と回答した人のうち、6割弱が「PHEVを購入したい」と回答しました。その一方で、約7割の人が「PHEVとEVに現在気になっている車種はない」と回答したそうです。
株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する『日本トレンドリサーチ』が『グーネット中古車』と共同で、2023年9月にインターネットで実施した調査です。
まず、「PHEVやEVの購入意向」を聞いたところ、「購入したいと思う」と答えた人は50.2%、「購入したいとは思わない」と答えた人は47.1%、「すでに購入して乗っている」と答えた人は2.8%という結果になりました。
さらに、「PHEVやEVを購入したいと思う」と答えた266人に対して、「PHEVとEVでは、どちらをより購入したいと思いますか」と聞いたところ、「PHEV」は57.5%、「EV」は42.5%と、やや「PHEV」のほうが多い結果となりました。
「PHEV」と答えた人からは、「充電が切れた時でもガソリンで動くなら安心」(40代女性)、「EVは遠出が心配」(40代男性)、「電気だけだと災害などで電気が使えなくなると車も運転できなくなるから」(40代女性)といったエンジンと併用であることへの安心感や航続距離、電気が使えなくなるシーンへの心配などが寄せられました。
他方、「EV」と答えた人からは、「EVの方が普及するから」(40代男性)、「ガソリンの価格が上昇し続けているので」(40代女性)、「非常事態に蓄電した電力を使えるから」(30代女性)など、維持費や非常時の電力としての利用などが挙げられています。
その一方で、「PHEVとEVで現在気になっている車種」については、69.5%の人が「気になっている車種はない」と回答。ちなみに、「気になっている車種がある」(30.5%)と答えた人からは、「SAKURAとEK-XEV。電気自動車の使い方としては理にかなっている」(60代男性)、「サクラ。フォルムが可愛いし、軽自動車で税金も安い。カラーも多彩」(50代女性)といった意見が寄せられました。
なお、「PHEVやEVをすでに購入して乗っている」と答えた15人に対して「現在乗っている種類」を教えてもらったところ、「PHEV」が66.7%、「EV」は33.3%となりました。
また、「購入した理由」については、「ガソリンが高いので」(40代女性/PHEV)、「今後の主流になると思う」(50代男性/PHEV)、「電気だけだとまだ怖いので」(40代女性/PHEV)、「ランニングコストがかからない」(30代男性/EV)、「静粛性、ガソリン価格高騰、災害対策」(50代男性/EV)など、どちらもガソリン高騰に関する声が多く見られたそうです。
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【出典】
▽日本トレンドリサーチ/【PHEVとEV購入するなら?】57.5%が「EVよりPHEVを購入したいと思う」その理由は?
https://trend-research.jp/19896/
▽グーネット中古車
https://www.goo-net.com/