車の多い道路の真ん中を歩いていた子猫を保護 口呼吸で弱っていたが、ご飯を横取りする暴れん坊に
■道路の真ん中を歩いていた子猫
海(かい)くん(生後3ヶ月・オス)は、2023年6月29日、愛知県在住のNさんに保護された。まだ生後2週間くらいだった。
Nさんは、車通りの多い道路の真ん中を一匹で歩いていた海ちゃんを発見した。危険な状況だと思ったNさんは、海くんを安全な場所に移動させ、母猫がいないかを確認するために少し離れた。しかし、母猫は現れなかった。
「気温が30℃を超える猛暑の中、口呼吸をして弱っていたので、すぐに病院に連れて行きました。その後の診断では何も問題がないことが分かり、海を家に迎えることにしました。実際に出会った瞬間から、すでに新しい家族の一員だと思っていました。」
永田さんは元保護猫を2匹飼っていて、猫が大好き。見て見ぬ振りをすることはなかった。家に帰ると海くんはケージから出て、元気いっぱいに家の中を探索し始めた。彼の好奇心旺盛な性格が垣間見え、新しい生活を楽しんでいる様子が伝わってきた。
■暴れん坊猫
名前の由来は、先住猫たちの名前が宇宙(クウ)と星(セイ)だったので、自然にちなんだ名前にした。
海くんは暴れん坊で、兄猫たちに対して喧嘩を売ったり、人の手に向かって攻撃を仕掛けたりすることがあった。兄猫のキャットタワーの上にあるご飯に向かってタワーを一目散に登り、兄猫のご飯を横取りしたこともある。
「海が加わって以来、家族の生活は一段と楽しく、毎日が明るくなりました。海の元気で活発な性格が、私たちに喜びをもたらしてくれています」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)